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UGNに所属するピュアキュマイラの青年。 大人しい性格をしており、男性としては背が低く身体の線が細い事がコンプレックスそれが僕。 僕は生まれついた時から異能の力を有していた。ハムスターになることが出来たのである。 それもただのハムスターではなく、通常の2倍力強く、3倍丈夫なスーパーハムスターに。 正直、オーヴァードとしては貧弱も貧弱、ピュアキュマイラなのか疑わしいほどだけれど。 そんな僕に転機が訪れたのはとある科学者に依頼を持ちかけられた中学2年の時だった。Dr.マウスと名乗ったその男はその異能の力を調査させて欲しいと話をもちかけてきた。僕は生まれついた時から自らと共にあったこの異能について知りたいと思っていたし、何より提示されたその破格の報酬が家計を助けることが出来ると考え、その依頼を受けることにした。その時に戻れるのなら絶対に受けたりしないけど。 ｢小動物型のキュマイラの身体能力をどこまで向上させることが出来るのか｣それがあの男が僕を使って行った実験だ。何が面白くてハムスターの身体能力を向上させてみようと思ったんだろうか。 現在はその小さなハムスターの身体を活かしてFHの研究所に忍び込んで情報を集めたりするのが主な仕事……いや、梨華ちゃんのペットだっけ？ペットのハムスターをしている。椛島を影から支えるのがペットとしての僕の仕事かな、今日はひまわりの種を沢山貰えるだろうか。 事件後、UGNに辞表を出して同じ事件で知り合った紫条さんの家でペットとして飼われることとなった。三食おやつ付きでヒマワリの種も出てくる。天国か……？ 紫条さんは飼い主兼友達。 ―――――――――――――↓ここから現状↓―――――――――――――――― 年休10日という超弩級のブラック環境で働いていた元UGNエージェント。 現在は紫条 佳苗(しじょーさん)のペット兼友人。人間なことは秘密だし、本人も忘れかけている。 今までは本人のスタイル（通気口等から侵入し、内部から暴れて情報を持って帰る）が余りにもテロリスト向きだったため、自由にさせられないと辞表を握りつぶされていたが、遂に辞表が通り、UGNエージェントをやめることができた。が、UGNイリーガルにされた。自由にはなれなかったよ…… ちなみに仕事を断ると「じゃあ、しじょーさんに頼む」と脅されるうえ、人間であることもばらすと脅されるため断ることはできない。 （UGNはブラック企業、間違いない。） 一応人間ではあるため、人間の言葉を話すこともできるが、本人も忘れかけているため基本的きゅっきゅ！と鳴く。 ハムスターの姿の時はふてぶてしくも自由な彼だが、人間の姿の時は比較的おとなしくなる。

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