タグ： 零兎 フォンちゃん卓 花村 優一

至ってなんの変哲もないしがない関西弁骨董品店主。 穏やかな甘いマスクが巷に人気なのか店の知名度はそれなり。顔目当てで来るJKもいるらしい。 あまり体型が良くない為運動や喧嘩は苦手。だがしかし昔はそこに目をつけた同級生に喧嘩売られまくり、それをなるべく避けて避けて避けまくったらいつしか興味を失ったのか見向きもされなくなった。 これ幸いにと趣味に没頭し、以後骨董品を眺めてはどれ程価値があるかや人を観察してはその人に価値をつけるならどれほどかなどを鑑定するようになった。物事に置いて価値観というものを大事にしており、価値の有るものへの興味は深すぎるほどにあるが、しかし逆を言えば価値のないと判断したものには露ほどにも興味を示さないようだ。 いつもニコニコしているので糸目と間違われるが、実際はタレ目で口角をあげると目が閉じるタイプなだけである。 人と感性が若干ズレているようだが、その実きちんとした道徳心は持っているので回りから不審がられたり社会から外れたりするような事はない。 だがしかし本人的には宗教は自分とは一緒相容れないものだと感じている模様。 「おー、こんにちわー。俺の名前は花村優一っちゅーねん。しがない骨董品店主やってるさかい、お店の方も俺のことも、まぁよろしゅうお願いしますわ」 「骨董品、てのはほんまええもんそろててな。 特にこの店にあるもんはみーんな価値のあるもんなんや。 その価値がわからんもんには売るつもりは無いねん。堪忍な」 「ここにある物は、ぜーんぶ何処ぞの周りに賛成ばっかして自分の意見も持たんよーな価値の無い人間とかより余っ程価値があるんやわ。人間よりも価値があるもんそろててええこっちゃなぁ、骨董品っちゅーもんは、ほんまに」

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