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特徴表：方向音痴（紗詩夜から引き継ぎ）（+30）、戦士 （年齢による増減を採用） 二万円麻詩夜、二万円紗詩夜の母。麻詩夜は24歳、紗詩夜は27歳の時の子ども。旧姓は江良沢（えらさわ）。グリフィンドール＞ハッフルパフ。 振斗の夜の街でそこそこ有名なSMバーのS女王様。今だ現役。年季の入ったヘビースモーカーである。 現役とは言いつつ、今は次世代育成のほうに注力しており本人がその技術を振るうのは長年の常連のみである。 二万円家本宅に住んではいるが、基本的に夜の仕事のため、家の事はほとんどしない。 たまに夜中に帰ってきたときに、まだ起きている息子娘にひっそりとお菓子だの酒だのを内緒で差し入れしたりしてくる気さくな人。 意外とよく人を見ており、なにか悩んでそうな子の話を優しく聞いてくれたりもする。 方向音痴だったりよくドジをしていたりと、どこか抜けているところがある。ほんのり頭がアホである。 二万円詩聖と出会ったのは、28年前の夜の街。 道行く彼を見て、ガチで一目惚れをしてしまい、逆ナンしたらむしろそのまま抱かれた。 ベッドの上で彼の話を聞けば、幸せな大家族を築きたいと理想を語る。 顔はもちろんだが、それ以上にその考え方に惚れた。その自由ながらも愛のあふれる思想に惚れたのだ。 そして彼女はその家族に混ぜてほしいと申し出る。一目惚れしたその日に。もちろん詩聖は受け入れてくれた。 結婚RTAによって彼女はそのまま二万円家に入ることになった。 ほどなくして、第一子麻詩夜を授かった。 もともと家庭的なタイプではなかったので子どもなどに興味などはなかったものの、いざ産んでみると愛する人との間に生まれた子と言うのはなんて愛おしいものかと感じた。この子には自由に、素直に優しい子に育ってほしいなと願いを込めた。 ３年後には第二子紗詩夜を授かる。二人の娘は、周りの詩聖の子どもたちに混ざって元気に育ってくれた。 娘はもちろん、他の詩聖の子どもたちもかわいいことこの上なくて、ついいろいろ甘やかしたりしてお手伝いさんに怒られたりもした。やっぱ私子育ては向いてないなーあはは！ 家にいるときは仕事用の道具の手入れをするのだが、麻詩夜が中学生くらいの頃からいつきの道具に興味を持ち始めた。 血というのは争えないなぁと思いつつ、せっかくなので縄を結ぶ技を遊び半分で教えてみたらこれが手際がいい。才能を感じた。 才能を感じるとつい教えたくなり、縄についていろいろ教えてあげた。麻詩夜は幼いながらも徐々にその技術を吸収していった。 しばらくすると、なんともう一人の娘紗詩夜まで興味を持ち始める。麻詩夜は縄以外は興味がなさそうだったが、紗詩夜は他のものも興味津々でこれは何？これは？ととにかく何でも聞いてきた。血筋ってほんと怖いな。そう思いつつ、嬉しかったのでいろいろ教えこんでみた。結果的に、まさかのどっちとも私と同じような職についていた。いやほんとびっくり。自由って素敵。 今では麻詩夜は私を超える緊縛師になっていた。極めるってすげぇってなってる。 紗詩夜は見習いとは言いながらもぐんぐん腕を伸ばしている。今後がとても楽しみである。 たくさんの家族に囲まれて過ごす我が子を眺めるのが、彼女の一番の幸せである。 余談だが、彼女は息子娘には自身の技術は振るわないと決めている。 M気のある子からねだられることがあるが、頑なに突っぱねている。 息子娘は責めるよりも甘やかしたいのだ。

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