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左側の皮膚が剥げているため、人工皮膚でカモフラージュしている（腕から手にかけては布で隠している） 支部の個別化に際し、整理された支部の一員だった。 正常な倫理観を持っているが、異常な帰属意識も持っており、UGNの命令に基本絶対遂行。 元UGNチルドレン。UGNがすべての環境で生きてきた。 UGN分裂の動乱の中に解散した旧所属支部の面々はUGN懐疑派であったが、解散後、彼らの消息はつかない。 チルドレン時代は人体実験の被検体なども受けてきた。 本人は、それが当然のことで、嫌悪感はあるものの拒否せずすべて受けてきた。 UGNには逆らってはならないと再度強く認識する彼だったが、 チルドレン時代の孤児院を訪れると、ある少女と出会う。 少女は右目、右腕を失い、脚力も弱り歩くこともままならない状態だった。 彼は当然の如く少女を引き取った。論理的理由はない、そうするべきだと思っての行動だった。 彼女を守ることが使命と感じるようになり、彼はより一層UGNに逆らわないようになり、また、いつかUGNを去ろうと考えている。 自身のことを不幸だと考えたことはなかったが、少女を見てから、自分は不幸だったのだと、不幸だと自覚していたのだと認知してしまう。 社会関係上は「私」を用いるが、本来の一人称は「僕」。 「彼女」は孤児院では「イクミ」と呼ばれている。これは識別番号の語呂合わせ（193）で、繃月の名前も同じ（3110＝タイト）。繃月は彼女に名前を求められ「ヒメ」という名を与えたが、彼本人はあまり呼びたがらない。 旧支部時代は、UGN傘下の孤児院を査察して回る任務を受けていた。当時の彼は非常に冷徹で、表面的な優しさのみがへばりついていた。 あとは考えとく。

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