タグ： 十三死話

医療福祉系大学 福祉学部精神保健福祉士専攻 大学二年生 病弱体質のため、体力、持久力はあまりない。 筋力トレーニングはしている。がんばっとる！ 極度のお姉ちゃん子。殆どシスコン。二人きょうだいの末っ子長男。 めちゃくちゃ泣き虫。気が弱い。基本的には優しい性格をしている。 他人にあまり関心がない。自分の好きな人、自分が大事にしている人、身近な人さえ良ければいいという考え方をすることがある。 ヒーロー、英雄、頼れる人、助けてくれる人が好きです。そして自分も本当はそういう人になりたいと思っている。頼られると、自分なんかで良いのかな……と思いながら嬉しくてつい無茶をしてしまう。 根暗な性格。どうせ自分なんて、とよく思っている。自分に自信が無い。 人が死ぬということを極度に恐れている。 泣き出すと人の話を聞かない。親しい人の前だと特によく泣く。 幼稚園に入るくらいの頃からの付き合いの幼なじみが3人いて、その中で一番誕生日が遅い末っ子。幼なじみの前ではよく笑いよく泣き、甘えている。 その幼なじみのうち、みんなのお兄ちゃんのポジションにいた子が中学卒業のタイミングで遠くに引っ越してしまった。その後、他の幼なじみたちとも交流が減っていった。 3年前の夏に、実の姉が自殺した。 姉が20歳、自身は16歳……高校2年生の時のことだった。 姉から昊にだけ遺書が残された。 その内容を元に、昊は、心に憎しみだけを抱えて生きていくようになってしまう。 この事をキッカケにして、自殺企図、希死念慮にある人を助けたくて、それまでは警察官の父を追うように(というかそうやって育てられて)警官になるとして育って来ていたが、精神保健福祉士を目指して進路変更をした。 父親が警察官で、小さい頃から警察官になるべくして育てられてきた。父親が指導を行っている道場に連れられて極真空手を習っていた。力というものは、人が優しくつよくあるためにあると昊に教えていた。 父は姉の死によって自身の無力さを嘆き、56歳で辞職。道場も閉め、ずっと家に居て、塞ぎ込みがちになってしまった。酒とタバコに溺れるようになる。現在、躁鬱状態である。 母親は専業主婦で、文句のひとつも言わず家事育児の大半をこなしてきていた。いつも優しく、子どもたちを見守り笑顔を絶やさない人だった。 母は姉の死後、一切笑わなくなり、一日の大半を暗い部屋での隅に蹲って過ごすようになる。現在、重度の鬱状態である。 まずは、自分の親をなんとか助けたいという思いもある。生きていて欲しい、死なないで欲しい、もう誰も周りで死んで欲しくないと思っている。両親は何度か自殺未遂をしているが、その度に昊が引き止め、今も昊が無理やり生かしている状態である。 姉の死を経て、昊の心も両親のように徐々に壊れていった。 心から笑うことがなくなった。 泣けなくなってしまった。 でも、両親を支えている自分は強くなったと思っている。 泣かなくなったこともプラスになったと考えている。 感情表出をあまりしなくなり、気付かぬうちに溜まっていくストレスや、心の奥底に沈み込んだドロドロとした感情をそのままにして、どんどんと溜め込んでいっている。 気がつけば、壊れた心を元に戻すのが難しいところまで来ていた。 通過済シナリオ 『十三年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こしたら死体が埋まっていた話。』 テストプレイ HO2 〈秘匿情報〉 HO2 あなたは2〜4年前に自分の兄弟又は姉妹が自殺した経験がある。そしてあなたはその出来事に酷くショックを受けた。 その後、遺品整理の時にあなた宛ての手紙を見つける。内容は遺書のようなものだったが、そこには自殺の原因として「霧島 明（きりしま あきら）」の名前が書かれており、彼から数々の嫌がらせや脅し、暴行などを受けていたことを知る。この事を他の人や大人に伝えても良かったが、遺書の最後に「このことは口外しないで欲しい」という旨の内容が書かれていたため、今に至るまでこのことをずっと抱えて生きてきた。それ以来、あなたは霧島を恨むようになる。 成人式の前日の夜、あなたは偶然霧島に会った。彼はあなたのことも、自殺した兄弟姉妹との関係も知っていた。彼は酷く酒に酔っており、あなたに会うなり自殺した兄弟姉妹のことを罵倒した。時に、嘲笑いながら。 あなたは、それが許せなかった。 あなたは霧島を殺した。 しかし、衝動的なものであった為か気が動転し、死体の処理をしないままその場を立ち去ってしまった。 この一連の出来事は、たとえ信頼している幼なじみにでさえも話してはいけないと思っている。 〈探索者作成上の注意点〉 ・年齢は20歳、早生まれの場合は19歳とし、どちらかで固定とする。 ・現在何か仕事に就いている、あるいは学生であり、学校に通っていることを前提とする。そして探索者は今、自分の未来に繋がり、何か問題があればそれに影響を及ぼすような大事な事情を抱えている。（大きなプロジェクトを任されているなど、ここは自由に決めて構わない。） これを踏まえたうえで作成すること。これに反しない限り職業や学部などは自由に決めて構わない。 ・あなたは成人式の前日、人を殺している。そのため、初期SANから1d6減らした状態からシナリオ開始となる。5以上が出た場合でもシナリオは翌日から始まるため、発狂の判定は必要ない。 HO2「追加HO」 あなたは昨晩、霧島明を殺した。その事実に揺らぎはない。もし自分が犯人だとバレてしまったら、外に出た時に法的措置をとられたら。あなたは自分のみならずゼミのみんなに迷惑をかけることになるだろう。 あなたの目的は、「自分は霧島明を殺した犯人ではないことを証明する」ことだ。 設定申請メモ KPへ 探索者の職業を大学の学生(2年生)とし、福祉学部に所属させようと思います。 福祉学部学生の技能として、 聞き耳 目星 信用 医学 心理学 歴史 法律 精神分析 を申請します。 彼は精神保健福祉士を目指して福祉学部に入学していて、３年次には病院での実習を控えています。精神保健福祉士専攻として既にゼミの配属が決まっており、グループワークも始まっています。彼は来年にはゼミ長を任される予定です。このグループはそのまま卒業研究にも関わり、ゼミ長以外にも全員それぞれ役割があり、四年次の卒業論文の完成及び卒業単位取得のためには一人の欠員も許されません。 殺害方法について KPより 殺害方法ですね！そうだ！決めてもらおうと思ってまして、衝動的なものなので、ある程度そこは限られますけど どうやって殺しましたってのがあれば あ、もう道端で殺してください 夜道に出会ってドンって感じで 私 殺害方法なんですけど扼殺にしようと思います 衝動的なので素手でいきます 数発撲打からの扼殺ということで…… まず顔、右利きなので右頬から それから左手で左のこめかみ 馬乗りになっていくらか殴ったあと首を絞めます 知っている人が見れば誰だかはわかる程度の顔ボコボコでよろしくお願いします タイムカプセルの中身 手紙｢おとなになったぼくへ｣ おねえちゃんがくれた折り紙で折られた指輪も一緒にいれます 手紙の内容 おとなになったぼくへ ぼくはいま6さいです 20さいになったぼくはなにをしていますか？ おかあさんやおとうさんやおねえちゃんとはおとなになってもなかよしですか？ りっちゃん まーくん えっちゃんともなかよしですか？ ぼくはおとなになったらおとうさんみたいにかっこいいおまわりさんになりたい！ おまわりさんになれたのかな？ おまわりさんもだけどぼくのしょうらいのゆめはおねえちゃんのヒーローになることでもあります ぼくはよわむし！！なきむし！！っていっぱいいわれるんだけどおとなになったらつよくなってますか？なかないですか？ぼくがないてたらおねえちゃんがいつもたすけてくれるけどぼくはほんとはもっとつよくなってぼくがおねえちゃんのことまもれるようになりたいからおとなのぼくはおねえちゃんのヒーローになれてたらいいな シナリオクリア後 生還 発狂:不定の狂気 1 健忘症 ｢幼なじみ3人のことを忘れる｣ 発狂期間:2020/8/21~2020/12/21

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