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クトゥルフ PC作成ツール
竹田絵里
ID:3340747
MD:01b88356c88993d292994f80fa643f25
竹田絵里
タグ:
3mm
であ卓
AIM卓
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
その時の景色はたしかに夕方だったけれど、たとえばまるで午前4時くらいの静謐さを湛えていた。 それはエリーのせいだった。 約束通り、エリーは焼き出された教会の、うず高く積まれた瓦礫の上に腰掛けて、わたしを待っていた。 こういう絵をどこかで見たことがあるなと思った。見事な描写でいて、とらえどころがなく。今にも動き出しそうで、一切が凍りついたような。 瓦礫の山をなんとか登ってくるわたしを、片目で見下ろすエリーの表情は、逆光でよく見えなかった。しかし、その睫毛がひとつひとつ夕日に染まるくらいまで近づいても、エリーの表情は読めなかった。だって、ないものは読みようがないんだから、不思議なことじゃない。 エリーのそばの、ちょっと右下あたりには、ちょうど座れそうな柱がすこし突き出していた。わたしにあてがわれたものなのだろうと思って腰掛けると、エリーはわたしにさえ聞こえないような声で呟いた。 「私はね……地上には、間違えて生まれてきたの」 エリーは一瞥もくれず、遠い海の漣に目を細めていた。 「火は脆弱だけど軽やかでしょう。あれはほんとうは海の国のものなの……わざと逆説的なことを言ってみせてるんじゃないわ」 「それはもしかして、『重力』なんてものはなにかの間違いだって、言っていたことと関係する?」 「関係どころじゃない。そのものだもの」 惜しいところだと褒めてくれたようで、呆れたように突き放した評だなと思った。わたしは、叱られている同級生を傍目で見ているように無感動になっていた。もう、エリーがわたしに向けた言葉に、一喜一憂することなんてない。 「私は、本当は、海に暮らす火だった。地球に重力が生じるよりもずっとずっと前の海にね……そんな時代を想像できる?今から数兆年は先のことよ」 エリーが見つめているのは、遠く水平線の向こうの明星だった。手にしたことないような忘れ物を諦めて、その存在すら知らないわたしたちに呆れ切ったような吐息だった。わたしにはそんな吐息の色がわかるようになっていた。 「そんな遠い時代のことは、わからないけれど……いまのエリーがほんとうのエリーじゃないってことはわかるよ。『今』っていう鳥籠から、吹きすぎる風を眺めている……」 「ちっ。煩いな」 エリーはわざわざ『ちっ』と発音してみせた。わたしへの侮蔑のメッセージをわかりやすく示すほどにエリーは厭がった。わたしはわかった気になって思い上がったことを反省した。そう、わたしにはなにもわからない。わたしたちにはなにも。 「私の、50mのタイムを覚えている?」 ここで、徒競走のタイムのことかな、だなんて思わないことが、エリーと会話するのに必要な資格のひとつだ。エリーが『50m』と言ったら、それは、水泳のことだ。それも背泳ぎの。エリーは背泳ぎがとても速い。 「42.52……」 「そう、42.52。これは私が、火である証左なの」 ほんとうのところ、わたしはその記録がどんなもんかなんてことなんかわかんなかった。わたしはエリーの背泳ぎ以外の背泳ぎなんて目にしたことがなかったし、ましてや時間を計って比べようだなんて--おこがましいことはしない。 「二丁目の角のね、佃煮屋のおばちゃんだって、息子がラグビー選手でいらしたけど。私のことをスイレンみたいな子だって言ったわ。ほんとうは、水の世界に生きる子だって」 「エリー、スイレンは植物で、泳いだりはしない」 「"sui-ren"よ、わからない?つまり、『水に恋する子』だって。おばちゃんはそういうことを言っていたの」 わたしはまた、自分の浅はかさを恥じた……恥じてしまった。それは無感動に受け取らなければならないものなのに。そういうものなのか、と。次からはそれを念頭に置いておこうと。 エリーはそんな浅ましいわたしを窘めてくれる。実際は窘めようなんて気はないのだろう、でもわたしはエリーの前では自省してばかりであった。エリーはただただ「正しさ」であって、それと比べて違うところは正されなければならないのだ。 「あとね、赤羽のおじさんも。もし湘南にクマリの制度があったなら、きっと絵里ちゃんが選ばれるねって。そういう趣旨のことを言った」 「エリー、かつてきみはきみが自動装置であって、意志ある神ではないと教えてくれたけど、そのことと照らし合わせるとどうもちょっと違うような……」 「違わないよ。それはやっぱり、あなたがまだ『重力』に支配されているから、そんな気がするだけ」 「じゅ、重力が、意志と関係するのかい。それによく考えたら、『水に恋する』というのも、意志あるものによることなんじゃ……」 そう、わたしは、おこがましくもエリーの説く真髄に近づこうとして、無粋に立ち入ってしまった。エリーは今日初めてわたしの方に視線をくれて--そしてたっぷり呆れ返ったような、冷たい色の吐息を漏らして言った。 「…………『ちっ』。」 ああ、また、わたしはほんのついさっき自省したばかりのことを犯してしまって、顔を覆う。この場にいることが許される限界まで、その線まであとわずか……わずかな淵に立っている。顔を覆ったまま、そうこのまま消えてしまいかねない。エリー、エリー、許して。このどこまでも浅ましく、おこがましい、わたしを、わたしたちをお許しください……-- わたしは--指の隙間をわずかに開けた。厳しい閃光がわたしを一喝したのち、畏れ多くも、エリーのうなじの下のがわから、その表情を伺った。 エリーは、さきほどまでのことなど、数兆年も先のくだらない思い出だったかのように、夕日を見据える美しい人形に戻っていた。 それはひと時の風を彫刻したように完璧だったので---エリーはもう、もう新しいマリアなのだと思った。 職業セット:ダイビングインストラクター+哲学者 <サメに命令する>基本p258 海のそばなら、関西弁のサメ「タイガ」をよびだせる。 <魚の招来>基本p258
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