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とあるオーヴァードが、自分の娘を守るためにつくった電子型のレネゲイドビーイングであり、その機体は「アイギス」と名付けられた。娘が病で亡くなった後も、彼女の遺骨が眠る部屋を守り続けたが、機体の経年劣化には敵わず、とあるFHエージェントに敗北し、機体が破損して停止したまま眠りについた。 数年後、UGNに機体を発見され、修復された際に目覚める。 以前は、強固な身体（3メートルくらいの大男タイプ）であったが、修復したアールラボの研究者の趣味で、12歳程度の少女のデザインになっていた。自分の身に起きた変化に戸惑うが、自分を修復してくれたUGNへの恩返しと、主人からの「大切な人を守ってくれ」という約束の続きを果たすために、UGNエージェントとして活動に身を投じる。 UGNに所属した最初期は、無感情、無機質、軍人のような喋り方であったが、研究者が何かしら弄ったのか、それとも容姿に精神が引っ張られたのか、少女らしい言動が目立つようになって来ている。以前は書類作業も真面目に取り組んでいたが、今では面倒臭がってネットワークに逃げることが多い。 ネットワークに逃げているときは、もっぱら「アイ」という名前で配信活動をしている。 投げ銭もらって、ウハウハらしく、また可愛らしい容姿を褒められて、まんざらでもない様子。ただ、すぐに調子に乗った言動をするために炎上することが多く、その度に自分で火消ししている。 UGNエージェントとしての主な仕事は要人警護であり、磁力と斥力を用いた守護能力に長けている。磁力で弾丸の嵐を、重力の反発力であらゆる脅威を退けた姿から、最終隔壁【ファイアウォール】と呼ばれている。その反面、攻撃力は皆無に等しい。 護衛については真摯であり、その達成度は高い。その功績が評価され、支部長として任命され山水市への出向が決まった。 容姿は12歳程度の少女。髪色はショッキングピンクで、ややダルそうなタレ目がチャームポイント。 普段はアールラボ研究者が購入してきたコスプレ制服シリーズを着用している。本人は嫌がることなく、「これを着ればいいの？」と言って、普通に着ている。瞳の内、右目がバロールの魔眼であり、体内に常に組み込んでいる。（気絶しているときは、すっぽりと孔が空く） 支部はゲームセンターを予定。 ちなみに、1階はプリクラ、コインゲーム、UFOキャッチャーというライト層向け。2階は、音ゲーマーとスロット。3階は格ゲーとゲーマーたちの癒しのバーがある。ときおり、3階にピンク色の髪をした女の子が荒らしに来るらしい。

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