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【特徴表】 ・異物への耐性 体内の免疫力が発達している。毒(POT)を抵抗表で競う際に、成功の範囲に+20% 【経歴表】 ・血縁者と死別している ・伴侶がいた ・恋人(伴侶)の大切なものを持っている 幼少の頃かつては貴族だったが没落して父が一家心中を謀る。父母妹は毒を飲んで死亡。同じようにフィオナも毒を飲んだが何故か一人だけ助かった。この時人より毒や薬に耐性があることを知る。自分の身体のメカニズムを知れば多くの人を救う特効薬などを開発できるのではないかと思い、生物学や薬学の勉強を始める。大学を出ると自身を対象に研究を始める。大きな飛躍は望めなかったが成果が認められスポンサーが着くようになった頃人生の分岐点を迎える。伴侶との出会いだ。その人はスポンサーの一人であった。他のスポンサーと違っていたのはフィオナと同じ志を持った人だったこと。多くの人を助ける為にフィオナの研究は必要だと言ってくれた。お互いに信頼出来る関係を築き上げ、何の障害もないと言えば嘘になるが、結婚することができた。順風満帆だった。なのに伴侶が寝たきりになってしまった。毒を服用したことによる後遺症だと医者に言われた。いつ目が覚めるか分からないとも。研究室には複数の毒薬を扱っている。フィオナは容疑者として疑われたが、アリバイが認められた。被疑者周辺にこれといって怪しい人物も浮上しなかった。その場の状況として、自殺未遂と判断されるのにそう時間はかからなかった。しかし一度疑いをかけられると周りの見る目は以前と同じと言う訳にはいかなかった。そして見舞いに来た相手方の母に胸ぐらを掴まれ放たれた言葉が最後の引き金となった。 「この死神！！あの子を返して！！！」 続けて私の過去を公の前で喚き散らかした。フィオナは粛々と嵐に耐えることしかできなかった。そして周りから死神と呼ばれるようになった。それがイメージダウンとなり次々とスポンサーが下りてしまった。結果的に研究は打ち切られた。次の職を探そうにも一苦労だった。そんな時ある方に声をかけてもらった。その人はルネット家の担当解剖医だった。私の研究レポートを見たらしく、その知識を是非うちで使わせてくれないかという申し出だった。驚きはしたが全てを知っているこの人の下なら、面倒なことも少ないのではないか。それに解剖医の関わる対象は死人。ならもう私の性で死ぬこともないし、死因も解明できて一石二鳥だなと思った。こうしてフィオナは解剖医を目指すことになった。それからは毎日送られてくる死体と向き合う日々が始まった。休日にはお見舞いに行っているが未だ伴侶が目を覚ます兆しはない。

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