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久遠櫁（ｸｵﾝ　ｼｷﾐ） 職業：探偵社職員（私立探偵） 特徴表：2-8芸術的な才能 いつもケラケラ笑っている。おどけて誤魔化す癖があり、本心を見せることを怖がっているのか、自分のことはあまり明かさない。 過去を知るのも現状では鵺のみで、鵺には心を開いている（かは分からない）。 性別的には男性だが、女の子のような格好をしている。 「エ、だって似合うから良くなァ～い？」とは本人の談。 女の子になりたいわけではないが、まあ似合うしこういう格好好きだし……と開き直っている。 ちなみに名前も「ｼｷﾐ」が読みにくいから「ｸｵﾝ」でも良いよ～と皆に伝えている。どっちも名前ぽくて可愛いよね！ 色盲。生まれつき色の判別がつかず、自分の世界には白か黒しかなかった。服装が白黒なのはそのため。髪の毛の色が派手なのは、せめて髪くらいは「普通の人」の感覚を味わいたかったから。美容師さんに「自分に似合う色にしてくれ」と頼んでしてもらった。そのため、もちろん自分では「何色」になっているのか正確には知らない。知る余地もない。 両親は櫁が生まれる前からとある新興宗教に盲信していた。二人の出会いも宗教内部という筋金入りで、櫁が生まれる頃にはその信心深さから幹部クラスまで上り詰めていたらしい。 その後、生まれた櫁は色盲。我が子の世界に色がないことを知った両親の行動は早く、すぐさま教祖へとその旨が伝えられた。 そして、櫁は信仰する神への贄として捧げられることになった。儀式を行うのは12-15歳の間、彼が精通を迎えるまでに行わなくてはならない。色を知らない櫁は無垢な存在として丁重に扱われ、「贄」であることを知らされないまま、自分の生きる世界の歪さに不快感を抱きながら12歳までを生き、そして自分が贄であることを知ってしまう。 櫁はその嫌悪と生への衝動のままに儀式の当日、13歳の誕生日に両親を殺害した。 そんな経歴があるからか櫁は性に対して形容し難いなんとも言えない不快感を抱いていて、自分が男性とも女性ともつかぬ格好や言葉遣いをするのはそのため。 〈鵺との関係〉 事件自体は自分も殺されかけたことや、それまでの虐待ともとれる生活が注目され正当防衛が認められたが、そんなショッキングな事件をマスコミは逃すわけはなく、櫁は日夜下衆なマスコミと週刊誌とお茶の間の目に追われ衰弱していた。 比喩抜きに毎日心ない言葉を投げかけられ、ついに樒はビルの屋上から飛び降り自殺を試みる。 と、そんな時にあらわれた鵺はビルから落ちかけていた櫁の腕を掴み、「生を手放すには早すぎないかい？」（PLの妄想です）と声をかけた。 突然現れた知らない人物、しかもなぜか知り合いでもない自分の自殺を止めてきた人に目を白黒させていたら気付いたら丸め込まれて探偵事務所で働くことになっていた！ 戸籍をまるまる作り変えてもらい、「久遠櫁」はその際に貰った名前。昔の名前は捨てた。忘れた。あの頃の自分はいないから。 また、住み込みで働いており、拾ってもらった13歳から現在までずっと事務所に住み着いている。 もともと頭は悪くなく、情報整理も得意だったため最初は事務整理として居座っていたが、今では事務所ナンバーワンの情報収集能力者として雇われている。 また、色盲とはいえもともとファッションに興味があったことも幸いし、今ではインフルエンサーとしてSNSで様々な人気を博している。 SNSを始めたのは情報収集するためで、目的ではなく手段に過ぎなかったが、だんだん楽しくなってきたため最近は半分目的と化している。趣味と実益が合わさってて楽し～～～！！ 〈子蜘蛛について〉 SNSでいろいろな人とやり取りしながら情報収集している間に気付いたら存在していた自分の手足。正体も何も知らないが、いつも有益な情報くれるしいっか！（アホ）常にSNSのDMで連絡を取り合っている。

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