タグ： azuright作品 帯刀柳

「..私は柳。帯刀 柳。目的地が同じである限りは、この剣と共に力になります。」 「UGNには感謝しているけれど、もう少し任務の頻度を減らしてくれないかな…。」 「風代美翼。私の基になったヒトなの。あの人に会えなかったら、私は今ここにいないだろうね。」 帯刀　柳(たてわきやなぎ) レネゲイドビーイングの研究コロニー：識の虚腕《ホロアームズ》によって造られた、戦闘向けクローンの1人。急速成長により、実際より肉体年齢が高い。 研究組織はFHに狙われ、大勢のジャームを送り込まれて壊滅。柳も追手をつけられながら、無我夢中で戦っていたところを神城早月が保護。 以後、神城早月の秘書補佐と言う名の護衛として、住居を得て生活し、早月をサポートしている。苗字は早月に名付けてもらった。 落ち着いた性格で、基本的にですます調だが、気を許した人や対等な関係の人には砕けた語尾になる。名前は呼び捨てか役職呼び。 自分のオリジナルとは会ったことがあるが、一度見かけたきりであり、組織壊滅時も保護されていない。彼女の16歳までの記憶は引き継いでるものの、一般知識、常識以外は虫食いのように抜けた記憶が多くある。 パーソナルデータも組織跡地からのデータサルベージによる部分が多く、製造理由など不明な点は未だに多い。 研究コロニーでは、毎日のように続く戦闘の日常だったため、彼女のオリジナルのパーソナリティはなりを潜めていた。神城家に拾われてからは、少しずつ明るさを取り戻しているが、もはやオリジナルの性格に戻ることはないだろう。皮肉にもそれは帯刀柳としてのオリジナリティとなっている。ただ、戦闘中はやや口調が荒くなる。 出自が出自なのでUGNと神城グループの共同研究対象であり、週１でUGNに通い、自分の体を研究対象にさせながら調整している。そのため書類上はUGNエージェントである。 UGNから護衛の腕を買われたり、神城グループへの協力依頼があった際には、早月に代わって率先して引き受けている。その折に早月の身を案じるぐらいには主人想いである。 趣味は刀の手入れ。俗世にはかなり疎いが、蓮華経由で流行りはそこそこ分かる。 in黎明の花弁 青桐葵という仲間を失うも、自分の因縁たる"虚腕"の胎動を聞き、新たなる戦いに身を投じることとなった…。

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