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～DEX系アスリート［EDU×10+DEX×10］～ 職業技能…回避、芸術、跳躍、投擲、登攀、忍び歩き+次の技能から3つ →応急手当、乗馬、水泳、こぶし、キック、頭突き、組み付き、武道、日本刀、薙刀、杖、弓、アーチェリー、拳銃、ライフル、ショットガン ～七ヶ瀬 海夏について～ 泳ぐのが得意。だが、特別泳ぐのが好きと言うわけではない。 水の感触、匂い、抵抗、圧迫感。そういった水の世界が好き。 それを一番感じられるのが泳ぐことであり、泳ぐのが得意になる。 水があり身体が入れそうなら服をすぐに脱いで入ろうとする脱ぎ癖がある。 もともとは全裸になっていたが両親に怒られたため水着は常に履いている。 水以外のことには興味は薄い。クールな性格をしているがとっつきにくいわけではない。 少し？天然が入ってるような気がするような気がする。 金平糖が好物。 ～通過シナリオ～ 『海も枯れるまで』HO2 ～ネタバレ注意～ 拝啓、矢上ゆらへ、と書き始めればいいのだろうか。 手紙というものを普段書かないので失礼があっても許してほしい。 まず、最初に謝らせてほしい。 すまなかった。 矢上のことを俺はよく見ていなかった。 きらきらとした、綺麗で、明るい人だと思っていた。 島民に囲まれて、拝まれても動じない大物で変な奴なんだなと。 子供と戯れ、髪飾りをもらってうれしそうに楽しそうにしているやつだと。 それが、わからなくなったんだ。 儚い、薄い、見えない、不安定で。 笑顔が本当に笑顔なのか、表に出している感情が本当に本物なのか。 これは、自分の心を隠してにこにこと笑っているだけなんじゃないのかと。 遠くから見ると青くてきらきらとしてて。 でも、近くで見ようとすると、透き通って見えない。 まるで、海みたいなやつ。 わからなくなったんだ。 俺は、本当に矢上を見ようとしているのか。 自分の都合のいい矢上ゆらを自分の中で作っているのかもしれないと。 だから、もっと知りたいと思ったんだ。 だから、もっと教えてほしいと思ったんだ。 消えそうで、儚い、まだ見えない矢上ゆらが気になって仕方なくなった。 流されそうになっている矢上の、居場所になりたいと思った。 これは運命だと思った、なんて関係ない。 俺は、どうも母の本当の子供ではないようだ。 でも愛してもらっている。 それを実感している。 だからきっと、誰かを想うことに、他人だとかは関係ないんだと俺は言い切る。 どうしていいのか、わからないんだ。 俺の意思は、矢上ゆらが気になって、知りたくて、だからそばに居たいと思った。 俺の意思、だけなんだ。 矢上ゆらの意思はここにはない。 何をして、何を伝えて、何を思うのが正しいのだろうか。 俺の経験が足りてないだけなのか？ ジンゴが言った。ちゃんと決めろよってセリフ。 あれは、矢上じゃなくて俺に言った言葉のように感じた。 意味を分からないといけないと思った。 だが、今の段階では何もわからない。 水が好きで、俺は今まで好きなように、自由に生きてきた。 何かを悩んだこともなく、本当に自由に好きなことをしてきた。 俺は、何かを決めなくちゃいけない時がくるのかもしれない。 その時があれば、俺は逃げることなく向き合って決めようと思う。 俺は俺の思うままに。 俺の意思は、この手紙に込めた。 矢上ゆらのことが知りたいのだと。 矢上ゆらのことが気になっているのだと。 矢上ゆらに、そばに居てほしい。 そのために、わからないなりに矢上ゆらと向き合う。 だから、矢上も頑張れ。 事情も何も知らない。 でも、頑張れ。無理なら頼れ。 迷惑をかけろ。 俺は逃げない。 以上、七ヶ瀬 海夏より。

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