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元警察官の男。輝かしい実績と、権力にとらわれず常に真実を追うその姿から警察内外に多数の信者が存在する。しかし、本人の自己評価は伴っておらず、理想の警察官でいることを時々重荷に感じている。捜査の為ならば裏の情報屋と手を組むことも厭わず、様々なところに顔が利く。街を歩けば必ず誰かしらに声を掛けられるタイプ。ある事件をきっかけに自分の無力さを改めて痛感し、警察を辞職。弟を守る為、ある宗教団体と手を結んだ。 【所属：無色界─信者─】 奪われ続けてもなお世界を愛した真宮寺鎮率いる『０と１の間に楽土を視る者たち』の組織。 【探索者としての経歴】 ☆インビジブルの慟哭 弟が警察をやめた。俺なんかよりよっぽど優秀なやつなのに、…俺のせいだ、俺が、俺がもっと上手くやれていれば。でも、それを喜んでいる自分もいて困る。もう二度と危険な目にあわなくてすむのなら、それもいいのかもしれない。せめてこの手の届く範囲の人々くらい守りたくて、必死に勉強して警察官になったけど、それでも、見知らぬ誰かの安全よりも、……あいつの命。あいつを守ることが、俺の生きる意味なのだから。

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