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クトゥルフ PC作成ツール
雪掛さざれ
ID:3363057
MD:1be56a8e6046471f62988e99fca698e7
雪掛さざれ
タグ:
今鹿
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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簡易表示
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
雪掛さざれ (逝きかけ、小さな石ころのような存在) エンバーマーを勤めている男。 一体に二人がかりで5時間。一人だとまる一日。毎日死体を見続けている。 一つ年上の兄とともにいっしょに過ごしてきた。 心優しく、両親からも愛されている兄だった。 さざれが高校はアメリカへ行くと言ったのも、彼が既にアメリカで一人暮らしをしていたからだった。 両親は、兄がいるならとさざれが留学することを許してくれた。 裕福な家庭、優しい家族。なにひとつ不自由なんて感じなかった。 アメリカでは、兄はさざれがいっしょに暮らすことを許してくれた。 いっしょに悪さをして、いっしょに怒られたりもした。 東海岸の香りは、案外、さざれの肌にあった。 ある日、兄といっしょにショッピングモールにでかけたときのこと、二人は銃の乱射と爆発物によるテロに巻き込まれた。 無差別に殺戮され、挙げ句の果には自爆テロで死んだ者も多かったが、さざれと兄はなんとか逃げ伸びることができた。 さざれも兄も、銃に撃たれたが、特段、後遺症などもなかった。 それからと言うもの、さざれは死を身近に感じるようになった。 今日、明日、明後日に、人は死ぬかもしれない。 昨日、死んでいたかもしれない。 兄はさざれの不安を笑い飛ばしたが、さざれは怖くて仕方なかった。 兄がいなければ、さざれは恐怖に怯えたままだったかもしれない。 所謂、PTSDを抱えたさざれを兄がひたすらに励ましてくれた。だからさざれは、生きていくことができた。 高校卒業後、さざれは日本へ戻ってきた。 医大へ進み、人体を研究した。 死と隣り合わせの日常の中、さざれは日本ではあまり見ない、しかしアメリカでは多く見かけた、エンバーマーに憧れた。 むごい死ですら、穏やかな日常へと返す職業。 彼ら彼女らを家族のもとへと返す職業。 やさしい職業だと感じていた。 大学では心優しい友人もできた。 精神科医の友人は、最初、さざれの言葉に小首を傾げていたが、しかしその内に賛同して、受け入れてくれた。 兄は変わらずそばにいて、さざれを励ましてくれていた。 やさしい兄に応援されて、さざれは目指していた職業に就職することができた。 先月、両親が死んだ。 飛行機事故。 兄は変わらずそばにいた。 やさしい兄は、両親の死をいっしょに悼んでくれた。 エンバーマーとして、両親のエンバーミングはさざれがしたかった。 けれど、両親の遺体は帰ってこなかった。 葬儀の喪主はさざれだった。 空の棺桶をさざれは撫でた。 そしてふと、思い出した。 空の棺桶を見たのは、二度目だった。 隣を見る。 兄はいない。 葬儀場にはさざれしかいない。 兄の姿はかき消えていた。 さざれは思い出した。 ショッピングモールで、兄は爆発物によってミンチになった。 さざれは思い出した。 生き残ったのは自分一人だった。 あの日から今日まで、さざれの隣には誰もいなかった。 さざれは、ひとりきりだった。 そして今日、本当に独りになった。 さざれの足は、海へと向かっていた。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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の著作物です。
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