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「この世界は数式と定義に満ちています。我々人間はそれを探し、それに触れ、それに従うことこそが生きる意味なのです」 「この数式が理解できない？お前の頭は北京原人レベルだ。進化からやりなおせ」 「青春、だとォ・・・・？帰りたまえ、愚劣な事象に付き合う暇は私にはない」 「恋愛など無駄無意味無価値曖昧模糊ォォォォオ！！！！！」（背後でクレーンや歯車やノコギリがギュインギュイン唸っている） 学習院女子高で数学教師をしている成人男性。学問と真理の探求を愛し、定義・法則・ルールに従うことを主義とし、恋愛や青春を忌み嫌い、不条理や無根拠な感情論を唾棄する根暗慇懃男。能力は物質を一旦砂にしたあと、自身の理論にのっとって作り上げたガジェット（鉤爪クレーン、高速回転するコマ、ノコギリ等々）に変えること。普段は頑張って抑えているが不条理すぎて我慢できないとブチギレる。 面倒なのでシラクサとカタカナで名前書いていいと思います。 【詳細設定】 シラクサはかつては学費を働いて稼ぎながらも普通に青春を過ごす苦学生だった。有るとき、アルバイト先で同級生と知り合い、なんかいい雰囲気になったので純情だったシラクサはあっさりこの同級生のことを好きになった。だが、その女は美人局だった。思い切って告白した瞬間筋骨隆々のヤンキーにボコスカにされ、苦労して貯めたアルバイト代をすべて奪われ、同級生に「お前のこと好きになるわけねーだろキモガリ勉オタクヤロー。てめーに青春はもったいねーよ、帰って勉強してろよ」と罵詈雑言を浴びせられた。 この時から、青春と恋愛をすべて捨てることを誓い、決して自分を裏切らない学問にのめり込むようになった。それは手酷い失恋を味わった憎しみも加わって凄まじい勉学量だった。毎日２４時間すべてを勉学に費やした彼はさらに恋愛とか青春とかいったもやもやした裏切られそうなものには揺らがないこの世界の真理を求めるようになった。数学の数式、科学の定義、隠された事実など探求は激化していった。その最中あまりの激しい探求・学問により精神が異常な状態に陥り、それがレネゲイドウィルスを刺激、オーヴァードとして覚醒することになった。それは彼にレネゲイドの探求という新たな真理探しを増やすことになった。 そうして真理を求め続けてあっと言う間に２７歳となった。そして働かずに勉強ばっかしてほぼニート状態だったので生活費がなくなった。 大学に残って勉強できれば良かったのだが彼にはその道を選べるほどの金がなかった。仕方なく就職活動をし、オーヴァードであることを隠さなくても過ごせる学習院女子高を知った。大学のカリキュラムの中で、単位取得に丁度いいだろうと教職課程はこなしており、丁度良いと思ったのでそこの教師となった。 ・・・・なぜ青春や恋愛を否定する彼が女子校の教師になったのかというと、アホ丸出しの女子高生を常に見続けることで青春の愚かさを常に自分に意識させるようにしたかったからである。性格が酷い。 だがこの学校の理事長はシラクサにとっても尊敬し、共感できる人物であった。高校で教える程度の学問は彼にとっては幼稚園のおままごとレベルだし、空いた時間で学問もできるので、この環境は結構気に入っている。 教師としての生徒からのシラクサの評判は、授業は分かりやすいが、性格が酷すぎてキライ。でも恋愛嫌いすぎて絶対いやらしいことはしてこないからそこは安心できる、というものである。これは職員や保護者たちからも同じような評価であり、女子校で最も問題となりがちな生徒と教師の恋愛問題には絶対に発展しないだろうというおかしな信頼を持たれている。 なお、レネゲイドの真理探究の途中で宇宙友愛教会と出会い、そこに入会している。あくまで研究者としてのスタンスでの入会であり、宗教活動をしているつもりは一切ない。

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