タグ： 削磨の探索者

オシマオオノコウスケ。渡島大野家第二子、次男。兄弟仲も良好。中でも弟とは同じ職に就いていることもあり、互いに競い高め合う仲であった。幼い頃からの癖で語尾を伸ばしがちである。童顔気味なためか、若く見られがち。 正義感に溢れ、衝動性を高く持つ性格である。どのような事情や背景があろうとも、ルールを破ることは許されないというカタい考えを持っており、融通はあまり利かない。場合によっては強行突破をも辞さない場合もあり、稀に身内から困った人間だと扱われることも。良くも悪くも諦めが悪い性質であることも、仲間からこのように扱われる要因となっている。 同僚にはほとんど知られていないが、妹や弟の面倒を見ている時間が多かったため世話好きな一面もある。 警察官を目指したのは、幼い頃に見た警察官への密着番組からの影響が強い。悪人を捕らえ、困っている人を助ける姿にあこがれを抱き、警察官を目指すようになった。 同じ警察官であった弟は殉職している。「庭師」と呼ばれる犯人を追っていたらしいが、犯人も捕まらないまま捜査は打ち切られてしまった。孝介は深い悲しみと憎しみに苛まれ、己が犯人を必ず捕まえ、裁きを下す日を望みながら、個人的に捜査を続けている。また、苛烈な正義感もますます強まり、秩序を害する存在を一層嫌悪するようになった。捜査の果てに殉職しようとも、正義のためなら本望であるというような、どこか自暴自棄になっている面も見られる。また、以前よりも笑顔でいることが多くなったが、その笑顔はどこか貼り付けたようなものである。 死体修復士・香登冬久とは、大学の同じ学部の同学年だった。歳は離れているものの、一緒に勉強をしたり、同じ講義を取る仲であった。はじめは年上ということもあり、敬語を使っていたものの、打ち解けていくにつれて口調も砕けたものになった。大学卒業後も時折連絡を取って出かけるなどの関係は続いている。また、孝介が持つ医学の知識は香登冬久から習ったものである。学友であり大切な友人である香登冬久に対しては、好意と尊敬の念を抱いている。失いたくない存在である。 好きな食べ物はこんにゃくゼリー。なかでもブドウ味が好き。 「警察です。何でおれたちがここにいるか、見当ついてますよねぇ？」 「笑った顔が怖いって、よく言われますぅ。きっとヘタクソなんだろうなぁ」 「夜ってイヤなんですよぉ。暗くて、窓ガラスに自分の顔が映るでしょう？叩き割りたくなります」 「センセイ、ご無沙汰してます。おれです、渡島大野です」 「あははは、じゃあ死んだらセンセイにキレイにしてもらいましょうかねぇ～♬……イヤだなぁ、冗談ですよぉ」 「くれぐれも記事にしたり、よそに情報を渡さないようにお願いしますねぇ？」 「悪は裁かれるべきなんですよ。すべからく、ただひとつの例外も許されねぇんです」 「人でなし？言わせとけ、というハナシですね。おれは正しいことをしてますよぉ」 「正義に生涯を捧げられるのであれば、おれは死んでも一向にかまいませんけどねぇ？」 ★通過シナリオ★ ・ホルマリン漬けの心臓(HO1) ・52光年先のあなたへ(KPCとして) ・私のかわいいハーメルン ・サンクチュアリー夜の帳ー ・ぬくもりにふれて(KPCとして) ・今日はさくさくルースのクッキーを作ります！ ・ラストグラスーSideB ・夜警と煉瓦 ・アルデバランを君に捧ぐ(KPCとして) HO一覧 ホルマリン漬けの心臓 ■PC1：刑事 あなたは大体一年ほど前から『水』というものに強い恐怖心を抱いている。 定期的に水の中に自身が溺れていく夢を見るが、自分には溺れた経験は無く、何故そこまで水に恐怖を抱いているか説明も出来ない。 少なくとも記憶の中では溺れた事は無いのだが、その夢はとても鮮明で現実的であり、本当に溺れているかのような錯覚を覚えてしまう。 夢の内容はこうだ。 大きな海の中やプールのような場所で溺れている訳では無く、言うなればそれなりの大きさの水槽に無理矢理入れられているような状況だった。 水は冷たい訳ではないのだが、人肌にとても近い水温で、かえってそれが不気味だと感じる。 身を動かす事は可能だが、ねっとりとした水に体が絡まりただただ不快感が募るばかりだ。 やがてもがくのを止めれば、ひょっこりと影が自分の顔を覗きこむ様にして現れる。 そして必ずこのような言葉を残して消え失せてしまうのだ。「丁度良い」と。 更にはこの夢を見てからと言うもの鏡や硝子というものにも嫌悪感を抱く様になってしまった。 不意に反射し映ってしまう自分の姿に驚くうち、それが次第に嫌悪へと変わってしまったのだろうとあなたは思っている。 そんな日々によって、あなたの心は疲弊する一方だ。 ★あなたはPOWを算出する際、POWに【-1】しなければならない。これは一時的減少である。 ・継続PCの場合は現在のPOWから【-1】。 ・男性PC限定。

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