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クトゥルフ PC作成ツール
霊河 幽清
ID:3372183
MD:58bba3327646af25c6a241c0159786fc
霊河 幽清
タグ:
ヨシカワ
ユウセイ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
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(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
見上げる空には雲一つなく、絶好の外出日和だった。 こんな日に外で弁当でも食べたらどれほど気持ちが良いことだろうと考えながら目の前の少女へ視線を戻す。 少女と形容してみたが、こちらも同い年程度なのだからそんな上から目線の捉え方をしていいものだろうか。 とにかく、その少女は校舎屋上のフェンスを越え、泣きながら縁に立っていた。 そして、なし崩し的に俺もここに立ってしまっている次第である。 少しずつ、遠くの方からサイレンの音が近づいてきている。 こんな光景を見たらそれはもう大ごとになって然りだろうけれど…。 「とりあえず俺にだけでもいいから話してごらんよ。力になれるなんて無責任なことは言えないけど、話を聞くだけならただでしょ?」 「グスッ……話したって…」 「変わらないって? 話さなかったらそれこそ何も変わらないよ。大丈夫、こう見えても俺口は固い方なんだよ? 見えないと思うけど」 「じゃあ…」 一瞬逡巡した様子を見せ、彼女は口を開いた。 自身の特異な性質のこと。 そのせいで家族との関係が良くないこと。 この学校に来てから同じような悩みを持つ人が多くいることは知れたこと。 けれど、周囲との違いからより一層自身の力が怖くなってしまったこと。 そして――また家族のこと。 「この学校に来てから…余計にお母さんたち…私のこと気味悪がってて…」 「そっか。俺も昔はよく気味悪がられたなー。何でこんな力持っているんだろうって何度も考えたよ」 「それから…あんなことがあって……」 「ああ……うん……大体理解した。君の力はそっちに特化していたんだね」 そう言いながら、ポケットからスマホを取り出す。 調べるのはいつものあの場所だった。 「そういえば名前聞いていなかったね。俺は幽清」 「……鈴音」 「鈴音ちゃんね。これからどうするの?」 「どうするって…」 「だって、今のままじゃあ困るでしょう? 俺は君に手を差し伸べることはできる。でも、本当の意味じゃ助けることはできない。大事なことは鈴音ちゃんがどう選択をするかなんだ」 話を続けながら、調べた場所の住所を手帳に書き移していく。 「このままだと、君はいつまでもフワフワと宙ぶらりんのまま目的地を見失ってしまう。もし変わりたいのなら選ばないといけないんだよ。浮足立ったままの自分でいるのか、それとも先へ進む勇気を取るか」 住所を書き終わり、ページを切り取ると彼女に向かって紙片を差し出す。 「選ぶのは君だ」 俺たちの間に流れるのはしばしの静寂。 その間にも刻一刻とサイレンの音は近づいてきている。 やがて、彼女は恐る恐るこちらが差し出した手帳の切れ端を手に取った。 「いいね。君ならそうしてくれると信じていたよ」 「これは?」 「俺の知り合いの家族がやっているお寺。もし行き方が分からなければ案内するから放課後にでも気軽に声かけてよ」 サイレンの主がもうすぐ学校に到着する。 眼下の景色に一瞬目を向けつつ、俺はフェンスの内側に戻った。 彼女にも戻るようにジェスチャーを送るがそこを離れるつもりはないようだ。 仕方なく、フェンスを背もたれにして会話を続ける。 「さっき家族について話してくれたよね。鈴音ちゃんは家族のこと、やっぱり嫌い?」 「――嫌いではないと思う。確かに気味悪がられてはいたけど、それでもちゃんと私の面倒を見てくれていた」 「優しいね。俺だったら絶対怨み倒して末代まで祟るとか言っちゃうな。でも、それが聞けて安心した」 フェンスから立ち上がると、そのまま屋上の出入り口に向かって歩を進める。 「その優しさがあれば君は大丈夫だ。その住所に無理に行けとは言わない。困ったら俺のところに来てくれてもいいし。さっきも言ったけど、選択するのは君だ。君を救うのは俺じゃない、君自身なんだから」 「――そっか」 振り返った先に彼女の姿はもうない。 音の近さから察するに、校庭には既に救急車が一台大慌てで走りこんできていることだろう。 肉体的に彼女はもう救えない。 それなら精神的に、霊魂的には彼女は救われたっていいはずだ。 「幽明境を異にする、ねえ。よく言ったものだよ」 俺と彼女の境界を作っていたフェンスを最後まで視界に捉えながら、屋上の扉を閉める。 今日もまた夜の訪問者が一人増えたことになるが、彼女たちが満足してくれるのならそれはそれでいいだろう。 俺にできるのはあくまで話相手になってあげることだけなのだから。 後に本人から聞いた話。 察した通り、彼女は憑依体質の持ち主だったそうだ。 そして、この学校に来てから悪霊に憑りつかれてしまい、抗いきれず投身自殺をしてしまった。 精神が食い殺されずあの場に残っていたのは幸運としか言いようがない。 血の海に沈む彼女の姿はあまり思い出したくないが、それでも彼女と接するのであれば忘れる訳にはいかないだろう。 「お墓が学内にできるのか外にできるのかは分からないけど、できたら一度きちんとお参りに行かせてもらうよ」 「うん。待ってる」 肉体の軛、精神の軛から解放された彼女はどこかすっきりしたように見える。 反面、やはり彼女にはこうなってしまったからこそ生じている悩みもあるはずだ。 その辺りはこれから少しずつ解消していくとしよう。 もう一度言う。俺にできるのは『あくまで話相手になってあげることだけ』なのだ。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【設定補足】 幼い頃から幽霊が見えており、視界に映ったものがこの世のものかあの世のものかを正確に見極めることができる。 生者、死者を問わずにフランクに話しかけるスタンスを貫いており、そのせいか校内でも相談役に抜擢されることが増えてしまっているのが悩みの種。 悩みの種とは言うが、彼自身相談事を持ち込んできた相手を蔑ろにすることはない。 死者と会話をする際に、自分の手に負えると判断した相手は夜な夜な寮で相手をしてあげている。 そうでないものは(寺生まれ)の家に送り込んでいる。(餅は餅屋の精神) とんでもなく厄介な悪霊でもない限り、真っ先に滅するという考えを持つことはない。 【特徴表】 ・親の七光り:信頼+20% ・行方不明の家族:シナリオ中に生き別れた家族と出会う可能性が…?
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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