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＜深篠 藍(ふかしの あい)＞ 一人称：私、ぼく 二人称：君、あなた 大学教授。主に臨床心理学の分野で名が知れている。人をからかい、反応を楽しむ節がある。「＾＾」という顔文字をよく使ってそう。 基本的に名前で呼ばず、「ヒーローくん」「英雄さん」など好き勝手に呼ぶ。「自覚はなくとも人は誰だって、誰かを救っているものだからね」という考えのもとであり、名前を憶えていないわけではない。 生徒達からは、“ちょっと変わってるけど優しい教授”と評判。課題の締め切りは緩く、質問が来れば丁寧に返信する(助手が)。研究室へ行けばお菓子をくれる等、どちらかといえば良い印象を持たれている。 同学界では変わり者、ユーモアのある人物、近づきたくはない、と少し余所余所しく接せられることもしばしば。 四足薊は偶然助手としてやってきたように思えるが、実は前々から目をつけていた。 彼のことは比較的気に入っている。といっても、ペットを可愛がるような感覚。 みんなぼくのかわいいモルモット。 もっと面白いものを見せてくれ。 『お前のせいだよ』HO教授 ー『はい、集合！今から会議を始めます！！』 ＜ミ=ゴの手術を受けた経緯＞ 切っ掛けは友人の話。 『お一人様限定！これで貴方も人間国宝！！』という余りにも胡散臭いビラかなんか、町で声をかけられたかなんか知らんが、友人がとても嬉しそうに「自分は選ばれた」「これで天才になれる」と話してくるものだから、興味を持った。 当初は半信半疑であったものの、探っているうちにどうやら本当らしいことが伺え、ある好奇心が疼く。 その希望に溢れた未来を、自分が奪ってしまえば彼女はどうなるんだろう、と。友人が受けるはずだった手術を受け、彼女は天才となった。要は横取り。 友人は心底理解出来ないという顔をしていた。「友達だったのにどうして？」「なぜ私の権利を奪ったの？」「本当は私のことが嫌いだったの？」など詰め寄るも、答えは至って簡単。彼女は満面の笑みで答える。「その反応が見たかったからだよ」と。 小学生の頃からボランティアや慈善活動やらに積極的に参加し、世間一般からしてみれば、よく出来た真面目で素直な子どもだったかも知れない。 何か、その人の助けになることをすれば気持ちが良かった。感謝されて嬉しいと感じた。けれど何かが足りない。何かが違う。 ある時、弟が大切にしていた玩具を全て捨ててみた。泣き叫ぶ幼い少年を見て、嬉しくなり思わず抱きしめた。彼はひどく混乱していた。 ある時、家族を大切に思う父親へカウンセリングをし、彼をわざと狂わせた。彼が最も傷付けたくない人達へ暴力を振るうようになってしまったと聞き、心が踊った。 それからも、人の不幸がどのようにして生み出されるのか、彼女の興味は尽きることなくその方程式を組み立て続けた。 なんて楽しい、なんて満たされるのだろう。他人の未来を、自らの手で歪めるということは。 ヒーローとは、そもそもアクシデントがなければ登場しない。わかりやすく言えば悪役だ。 深篠藍はヒーローが好きだった。自分のために動けないくせに、全て自分の意思だと思い込み前へ進んで行く姿が好ましかった。 憧れることはなかったけれど、彼らに必要な舞台装置になるのは悪くない。そう思えば、悪役なんて随分と魅力的じゃないか。 私の作った不幸の種を、彼らはどのように咲かせてくれるのだろう。 君たちのための不幸なら、いくらでも作り出してみせよう。 だから、「＝」に続く回答を見せてくれよ、“ヒーロー”くん。 ＜殺人について＞ 気持ち悪さは感じている。やっちゃったな～くらいで特に気にしていないかもしれない。手術を受けるはずだった友人も多分殺したかもしれない。 ＜好きなもの＞ ・無印良品のお菓子。クッキーをよく食べている。 ・助手くんに仕事を押し付けること、彼の反応。たのし～～～～＾＾ ・人が反応を返すことなら何でも好きなんじゃないだろうか……。 ＜苦手なもの＞ ・つまらない会議。メールで済むでしょ、あんなの。 ・触手は普通に気持ち悪いなと思う。君らビジュアル最悪だよね～。もうちょっとなかったのかな？＾＾ ＜技能について＞（◆→職業/・→興味） ・キック：YouTubeで動画流してたらちょっと覚えた。 ・聞き耳：名に話してるの～？人の声は気になるよね～＾＾ ・精神分析：いじれたら面白そうだなって。メンタルを。 ◆図書館：調べものは昔から好きな方かもしれない。 ・目星：実験だもの、観察しないとね。かわいいモルモット。 ◆説得：休講の理由考えるの大変そう。この人の授業カリキュラム無視してそう。 ◆医学：興味があったので。 ◆心理学：専門分野。 ◆人類学：同上。 ◆英語：海外の論文を読むため。ノリで翻訳する。 血だまりの中で意識が浮上する。 肉塊になったモルモットを見て、落胆した。もう少し遊びたかったなぁ。 自首を試みれば、彼らが邪魔しに来てくれる。 遊び相手が約束されているとは、なんて恵まれているのだろう。 ヒーローくん、いつ気付くかなぁ。 後遺症：ロスト救済不可（死後ミ＝ゴに脳をもっていかれる） 夜間に行動する際に、幸運を振り、失敗した場合殺人衝動に襲われる。 その状態で幸運を振り、成功した場合、殺人の対象は選ぶことができる。 ミ＝ゴのテクノロジーにより、HP が１になったとしても、翌朝には元の HP に戻っている。

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