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＜職業＞ 2015警官、刑事ベース 制服を来ているか、警察手帳を提示すれば、信用に＋20%のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 (学生のため、特記は作用しない) ＜特徴表＞ 素早い/眼鏡をかけている(+60P) ＜設定＞ 成績優秀で人当たりも良い高校三年生。 所謂優等生だが、温厚な人柄と物怖じしない性格から友人も多い。 正義感が強く面倒見がいいため、よく人の勉強を見てあげたりしている。 ーーーーーーーーーー 以下、独白。 父は警視庁に勤めていて、母は検事をしている。周りよりも少し裕福で、家族仲も良い、傍から見ればまさに理想の家族だ。 両親は教育に厳しい人で、自分達のようになりなさいと言って俺に色々なことを教えてくれた。 母からは法律や勉強を、父からは武道や体の動かし方を。毎日勉強浸けで好きなことをする時間はほとんどない。 それでも二人が熱心に教えてくれるのはありがたかったし、俺自身も二人の期待に応えたいと思っていた。 全てをこなして、流石私たちの子だ！って言われたかったから。 そう。俺はあの人たちに従っていれば、正しい人間になれるはずだ。 毎日熱心に勉強し、また勉強した。休まずにやって、またやって……。 ある日、言われたんだ。誰に言われたのか、何処で言われたのかも思い出せないくらい、些細な一言だった。「言いなりでつまらなくないの？」って。 その一言が大きな棘となって、未だに俺の中に刺さり続けている。 結局、今までやっていたことは全部俺の意思ではなくて、選択してきたものも、両親のものだったんだ。 それからというもの、俺は両親の目を真っすぐに見れないでいる。 …【本当の自由】って、どんなものなんだろう。俺も手に入れることができるだろうか。 いつか敷かれたレールから外れる日を夢見ている。

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