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元はとあるシナリオのKPCとして名前だけあった存在。良く言えばおっとりとした、悪く言えばワンテンポ遅れがちな女性。 国籍は日本、生まれ育ちはイギリス。父親は日本人、母親はイングランド人とフランス人のハーフ。 職業ベースはディレッタントで大企業幹部を父に持つ令嬢だが、職業としては美術関係の翻訳家。 祖父母の家で暮らしていた頃にスポーツハンティングを教えられていたので、多少の銃と応急手当の心得はある。 狩った動物を悼み毎回丁寧に埋葬する優しさと文化を守ることを理解する怜悧さをその頃から持ち合わせていた。 【獲得した魔術】 《イス人との接触》　 時間を遡ったり、未来へ行ったりするものではない。 呪文をかけるには4MPと正気度を1コストとして使用。 イス人の精神が、呪文が発動した時点で術者から半径160km以内にいる人間の肉体を占有していた場合、イス人に呼びかけに気が付く。 （呼びかけに応えるかどうかはイス人の興味や警戒心の度合いによる） 《ショゴスとの接触》　 呪文をかけるには 4MP と正気度を 1コストとして使用。 呪文が発動した時点で術者から半径160km以内にいるショゴスはこの呼びかけに気がつく。 （それに反応するかどうかはショゴスの興味や警戒心の度合いによる。そもそもショゴスの言葉を人間に理解できるかは別の問題） 《ミ＝ゴとの接触》　 呪文をかけるには4MPと正気度を1コストとして使用。 呪文が発動した時点で術者から半径160km以内にいるミ＝ゴはこの呼びかけに気がつく。 （それに反応するかどうかはミ＝ゴの興味や警戒心の度合いによる。そもそもミ＝ゴの言葉を人間に理解できるかは別の問題） 《トートの偽足》※とあるシナリオのオリジナル魔術。他シナリオで使用する際はKPの判断を仰ぐこと。 《トートの偽足》は半透明の巨大な触手を召喚する魔術です。 使用にはMPを 6ポイント、正気度を3消費する必要があります。 また長い時間の使用は術の持続のために、KPが望むタイミングでMPが1D3消費されます。 半径20m以内にあるものを、その触手を操り持ち上げたり、押して移動させることができます。 STR50で持ち上げられるものは、だいたい持ち上げることができるでしょう。 ですが、触手の動きは非常に緩慢で、時速10kmより速い物体は捕まえることができません。 ただし、触手に触れたものは表面が腐食し、1D6のダメージを負います。 その後1分経過する毎に 1D6 の追加ダメージが発生します。 《転移》※とあるシナリオのオリジナル魔術。他シナリオで使用する際はKPの判断を仰ぐこと。 《転移》は本シナリオのオリジナル魔術です。 他シナリオで使用する際は、KPの判断を仰いでください。 《転移》は《門の創造》に非常に近い魔術です。 1m以内にある対象物を指定した座標に移動させる魔術で、壁や床を無視して移動させることができます。 ただし、対象はひとつの物体。大きさは2mほどのものまで、転移できる距離は3m程度が限界です。 その対象に、自らを選ぶことはできません。 術者はまず、魔法陣で印を付ける必要があります。 そして魔法陣の上で4ポイントのMPと正気度を1消費し、魔術を完成させます。 すると対象が光はじめ、姿を消し、術者が指定する座標に出現します。魔法陣は残ったままです。

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