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5-4 ペット 黒猫のミィ 2-4 愛書家　図書館プラス20 父は国会議員、母は専業主婦の娘。 家は父親が法律だ。 公正であれ、人の前に立つ人材であれと育てられ、子どもらしい遊びも、禁止され、友人関係も制限されて育ってきた。 本当は年頃の少女らしく、可愛いものが好きで、流行のマスコットや、クラスメイトが話しているゲームなど、興味もある。特に読書が大好きだ。児童書が好きで、ハリー・〇ッターなど魔法の世界にもとてもあこがれる。もしかしてこの世界にも魔法があるんじゃないか。そんな夢まで抱いてしまうくらいだ。 怪物がいて、私が魔法を使って倒して。この世界の英雄になったりして。そんなまだまだ子供のような妄想をしてはにこにことしてしまう。怖い話も好き。何かがもし起こったらこんな日常が変わるんじゃないか。そんな風に思ってわくわくしてしまうのだ。 しかし家はそんな子供の彼女を許さない。 中学の頃、子供の読むようなものに被れているとしられたら恥だろうと、ある日大好きな本が廃品回収にだされていた。無駄なもの、教育に悪いものはこの家では絶対的悪なのだ。 …唯一許されたペットの黒猫のミィの存在はもっとも心安らぐものだった。 しかし、ミィは何年もいるのに不思議といつも変わらない子猫のままだ。そういえば、いつのまにかこの家にいたが、誰が拾ってきたのだろう。 父親がミィだけ許したのもとても不思議だ。 もしかして、ミィは何か特別な存在なのかもしれない。いつのまにか背後にいる。それくらい神出鬼没なのだが、何故か私に懐いているのだ。 いとこの神楽は理解者だ。神楽は『exorcismus』（エクソシスム）のコアなファンで、自分もそれを読まされてその独特な世界観にはまってしまった。でも、自分の家には置いておけないので、時々読みに行っている。 学校生活といえば、 中学から学級委員長をずっと兼任し、今は生徒会の書記に入っている。 本当はすぐ緊張するし、目立つことがとても苦手な内気の恥ずかしがり屋だが、それでも役職に就くのは【決められたこと】のため、迷うことはなく立候補していった。 世話焼き。委員長。真面目。しっかりもの。そういう印象を抱かれやすい。 個人を嫌うことはなく誰とでも話すものの、クラスの中で、とても仲がいいという人は今のところいない。 近づいたところで子供らしい遊びは何一つできない(カラオケ、ゲーセンも禁止)されているし、そもそも誰かを楽しませる技など培っていない。仲好さそうにしている周りを、いいなあと遠巻きに時々ぼんやり見つめているだけだ。 「こうあるべき」と注意はしっかりするので、不良や品行のあまりよくない生徒には嫌われているかもしれない。 「法律女」「教師の犬」「がり勉」そんな嫌味を言われた時は、その場では強気で返すも、 誰もいない屋上に行って一人で泣いていた。 屋上には生徒会の人間は入ることが許されているが、基本的にそこの掃除は自分以外あまりしていないので、ここだけは自分の空間だった。 涙を見せることも人に弱みをみせることになる。 父親は「人に弱みをみせるのはもっとも恥ずべきことだ」と子供の頃に叱責してきた。 屋上と自室だけが唯一傷を晒せる場所だった。 そんななか、ありのままの自分で認めてくれて、褒めてくれるHO3に人生はじめての恋をした。 彼女も自分のことを好いていてくれたのかもしれない。 だが、信じきれなかった自分の行いのせいで彼女は傷つき、結局結ばれることはなかった。 ■HO1 貴方は実はオタクだ。 普段は真面目で社交的な生徒を演じているが、重度のこじらせオタクだ。 心のどこかで魔法は存在する、怪物は存在する、非日常に巻き込まれたいと考えている厨二病から卒業で きなかった人間だ。この修学旅行で、何か特別な体験が得られないだろうかと期待している。 ■貴方の愛読している漫画『exorcismus』（エクソシスム）は、コアなファンの多い作品だ。 クラスメイトにこの漫画が好きだということは話していない。 ■貴方は以前HO４がノートに不思議な魔法陣を書いているのを見たことがある。 それがすごいかっこよかったなーと印象に残っている。 【目標】趣味の話ができる友人を作る。 【推奨技能】オカルト／図書館 上記技能には合計30% のボーナスを加算して構わない。 【デメリット】恥ずかしがり屋 貴方はどうしても大勢の前でオタクであることを公言できない。 過去にトラウマがあるのかもしれないし、何か理由があるのかもしれない。 自分がオタクであることをカミングアウトするときは対象の相手と２人にならないといけない。 複数人の前でオタクであることがバレた場合SAN を1D20 減らす。

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