タグ： クトゥルフ 農林業従事者

護身術道場の師範代。 道場を経営する傍ら、姉の林業を手伝っている。 専ら林業の方が（世間的に見ても収益的に見ても）本業なのだが、彼は頑なに道場の師範代を名乗っている。 その林業を営む姉の「木尾 雨恵瑠（きお うぇる）」は『才能も体力も若さも全部あるんだから、あんな道場を継ぐよりかは親父の林業を継いでほしい』と言う。 実際に博物学に富むが、自身は我流の護身術を広めたがっている。しかし贔屓目にも護身術の腕は凡人の域を出ない。 元々は日用品を用いて護身を図る武術の道場。 独自に「鎖鋸流（さのこりゅう）」というチェーンソーを用いた護身術を編み出した。 その結果、先代の師範は彼がチェーンソーを華麗にぶん回す姿を見て「俺が教えることはもう何もない」とだけ言い残し、数少ない門下生共々転がるように去っていった。 現在は先代の師範を探すのを諦めて自らを師範代と名乗り、鎖鋸流の後継者を探している。 物心ついた頃から父に林業のイロハを叩き込まれた弊害か、そもそもチェーンソーが日用品ではないということについては頭からすっぽ抜けている。 15歳辺りから花粉症に悩まされており、よく右目が疼く。 父親も花粉症を患っており、花粉の季節の作業中、クシャミでうっかりスッパリやったらしく、現在父親は車いすで生活をしている。 親戚に「飛雄 拓造（ひお たくぞう）」という農業に携わる人物がおり、そこで火炎放射器の作り方・使い方を学んだ。 火炎放射器の技能は主に雑草駆除に使っている。

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