タグ： びすく家 HOネタバレアリ

とある幸せな家族の話 【HO3 あなたは兄である。】 絢瀬家の第一子であり長男。 早産であった為に未熟児の状態で産まれてきた。健康に産まれてきた弟に比べて、身的な異常が多く弱視であり、普段の生活でも眼鏡を手放せない。 幼い頃から動物や人体など生物の生態や成り立ちに興味があり、まだあまりちゃんとは理解できないが、部屋にはそれに関する図鑑や参考書が置いてある。 図鑑等は高価なものが多く親に頼みすぎるのも申し訳ないので、そういった本や資料が沢山置いてある保健室に行く事が多く、よく保険の先生とお喋りしている内に保健委員になっていた。 学校での成績は良くもなく悪くもなく、といった感じでクラス内でもあまり目立たない。なんでも器用にこなす弟の事を純粋に尊敬している。 趣味の延長線上学校では生物部に入っている。部内で飼っているメダカに「メーちゃん」という名前を勝手につけている。 物思いにふけることが多く、周りの友人からは「天然だ」とよく言われるが、大抵は生物のことか今日のご飯の事を考えているだけである。ただ、道路の真ん中や河原など、どこでもそれをしてしまうせいで妙に危なっかしいところがある。 将来は今のところみんなを助けられる「お医者さん」か生物について理解を深められる「学者さん」になりたいと思っているが、自分の学力でそこまで辿り着けるかという不安と、そういった学部は特待生でもない限り、お金が沢山かかるという点からこれからどうするか悩んでいる。

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