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　不良シスターことシスターウィンストン（偽名）。適当にそこらへんにあった煙草からとった名前を名乗り、ワイン（とお酒全般）をこよなく愛するシスター。 　普段は教会勤めしてるのにずっと酒浸りの生活を送っている。テレーズさんから散々注意されているが直すつもりはない。 　性格は自堕落で好戦的。ウロボロスの影を全身に纏って一人一人を文字通り潰していく戦闘スタイルから「災禍」と呼ばれ恐れられていた。とにかく真正面から殴る脳筋スタイルで、神など信奉していない。「神は死んだ」「むしろ私が神だ」と宣わるシスター。シスターなのは以前の支部長からの薦めでやっているだけあり、今も前任者がいろいろとあったため支部長にいるだけで基本的に名ばかりだと思ってる適当な人。 　お酒は大好きだが、実際のところ一番大好きなのは"殺戮"と"破壊"つまるところ人殺し、というロクデナシ。何もしないでいると殺戮衝動が湧くのでそれを抑えるために酒を飲んでいる。欲望を満たすための代替え手段に過ぎず、其の実態は怪物。 羅生門が引き起こした事件は彼女の境遇を大きく変えた。彼女は支部長の座を辞した、かつての部下であり、今や各地で災厄をばらまく魔女を追う。――必ず自らの手で殺す。そう誓って彼女は魔女を追う。災禍の中に聖女あり、聖女は災禍と共にある。 　かつては名のある由緒正しき血筋の人間だったが、しかしその一族が行っていたのは非道な実験であり、彼女はその被検体であり、実験の唯一の成功例でもあった。だが、あるとき力が暴走して一族全てを殺戮、跡形もなく潰したことで家無し草になる。そこからは傭兵もどきなことをしていたところをUGNに拾われ、現在に至る。 　ちなみに一族のことはしっかりと愛情を持ってたが、殺したことに対して後悔も葛藤もない。一族の悲願とやらに囚われた哀れな奴ら程度で、何か勢い余って殺しちゃったぜ、的な感じにしか思ってない。

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