タグ： かいぶつたちとマホラカルト

彼は良き隣人である。 彼は大量殺人者である。 かれはがらんどうである。 原磯市にかつて存在していた教会、その前に男女二人の嬰児が捨てられていたことがあった。 神父は彼らを哀れに思い、拾って手ずから育てることにした。 ともに日本人離れした青い瞳を持ったが故か、双子が経済的に重荷だったのかは最早事情を知ることはできないが、とにかく神父とシスターの手によって双子は健やかに育った。 それだけならよかったのだが。 哀れみ深い聖職者は怪物であった。おさない少年を愛する彼は、花嫁として少年を求めた。 少年はそれを神の愛と信じたがやがてやってくる成長期 酷く打擲されたりするが試練あるいは罰というのを信じ込む ある夜、姉が神父を殺し相討ちとなった二人と眠りについているはずのシスターを残して彼は燃える教会から逃げ出した ヤクザに拾われ言われるがまま人を殺す日々　才能があった 身体も大きく成長する　花の顔はむくつけき獣へと変わる　あの日否定された愛とは何かわからないまま痛み（愛）を人に与え続ける 彼は長い試練の道程にいる かつて信じた伽藍洞の愛と正義と真実を押し頂く羊（ぷりきゅあ）この辺あとでちゃんと書く 普段は温和な青年。顔が怖い。雑な治療その他によって残った傷が全身を覆っているあんまり近づきたくないビジュアル 少年のころ着せられた修道衣を未だに着ている（ぼろぼろ） 趣味は苦行と人形の服作り、何もやることがないと自室でどっちかやってる 教会時代に親しかったシスターがいた。神父と共に育ての親だったが特に姉と仲が良く本当の姉妹のようだった 元ネタ一覧 両儀式（伽藍の堂、ブルゾン、殺人鬼、浅上藤乃） フランケンシュタイン（養父=怪物、羊=花嫁、姉はまりあ（メアリ・シェリー）） 日本における鬼（紅毛青目、陰、病） イメソン：夜見のたそがれの、虚ろなる青きひとみの。 http://j-lyric.net/artist/a04c9f9/l027734.html

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