タグ： 海も枯れるまでHO2

逆叉 響(15) 二木島に住む少年。 少しぶっきらぼうで、思春期真っ只中。 母親似の眼だね、と言われるのがすごく嫌(恥ずかしい)から前髪で頑張って隠している。 泳ぐのが得意で島民からもらったモリを使ってちょっとした魚をとって家に持ち帰ったりその場で焼いて食べたりする。魚めちゃくちゃ好き。オイシイ。 島の外に少なからず興味を持っており、ゴミ掃除と称して外からの漂着物を拾い集めている。 砂浜に自分で作った秘密基地(強い風が吹けば壊れそうなもの)を作っており、そこに漂着物を集めている。 勝手に入ってものを取って行ったりすると凄い不機嫌になる。 首から下げているのは浜で拾ったゴーグル。(昔の軍隊のものだろうか。)割れているもののお気に入り。 浜で拾ったコインもずっと持ち歩いている。(どこかのゲームセンターのコイン。本人は知らない) 女の子に興味が出てくるお年頃ではあるものの、なんだこの不思議な感情は…状態のため少し女性に対してはぎこちなくなってしまう。 崖は島の中で唯一嫌いな場所で、近づけば近づくほど背筋がピリピリするし下腹部がｷｭｩｩ…ってなるからあまり行かない。行ったって良いことないし。島のみんなも危ないから近くなって言うだろうし。 このまま一生この島でいるのかな、と考えたりするが今の生活で満足だしいつか島の外に旅行はしてみたいなとは思うもののやはりここが居心地が良く感じている。 二木島(にぎしま) 二喜島、二鬼島、とも表記される。

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