キャラクター保管所
バックアップ
リスト
モバイル版
ヘルプ
ログイン
Twitterでログイン
登録
トップ
Webサービス
キャラクター保管所
クトゥルフ PC作成ツール
星海
ID:3401661
MD:c6c3cf41ebcb53393732440dab051b46
星海
タグ:
天城街道
非表示
簡易表示
通常表示
生まれ・能力値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
能力値
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
↑ページ上部へ
その他メモ
○星海(シンシア)(Xīngyún)/『カノヨ街』HO4:「肆番地の鳥居」 ・頭上に聳える黄金色の牡鹿の角と、背後で揺らめく幾つもの尾。 角には流れ星のような金の飾りが幾重にもしゃらしゃらと揺れており、幾つもの尾には、同じ金の装飾が彩っている。歩む時、動く時、しゃらりと存在を主張する時もあれば、不思議と静まり返る時もある。 ・東雲に沈む夜明けの色をした青→紫のグラデーションの短髪を、横髪だけ長く伸ばしている。白い狐面で常に目元を覆い隠しており、刳り貫かれた狐の両目から仄かに覗く双眸は淡い紫。些か気だるげな色を乗せながらも、星が集った如くに煌めいている。 また、口元も嫋やかな白いヴェールで隠し、薄絹の向こうから覗く薄い口元には、やはり気だるげな色と時に微笑みが滲む。 ・星の意匠が随所に鏤められた白青を基調とした和服に、同じ衣装の青地に金糸の羽衣を常に身につけている。 ・男女どちらとも取れない、中性的な姿。何処か少年染みた口調と声音をしているものの明確な性別はあまり滲まず、聞かれたとしても答えることは無い。ほら、僕みたいな存在は、こういうの、無いって言った方が正しいからさ? ・肆番地に佇む荘厳な神社。神社に相応しい赤い鳥居を守る、鳥居守たる、或いは鳥居そのもののような存在。 鳥居と神社を守りつつ、そんな鳥居の上でうつらうつらと舟を漕いだり、ふらりと街中へと散歩に出たりと、日がな一日中思うままに過ごしている。 ・同時に、鳥居の傍にある小さな社で、お守り代わりに「星入りの小瓶」を売っては小銭を稼いでいる。 「星入りの小瓶」は正しくそのまま。大小形様々な小瓶に、一つから複数個の星と、切り取られた空が入っている。指先一つで何処からとも無く星を生み出し、空を少しだけ紡いで、小瓶の中に。或いは、頭上に冠る角から時折零れる星を閉じ込めることもあるが、これはあんまり表に出さない。なんかちょっと、恥ずかしい。 小瓶は何か効能がある訳では無く、ただ飾って楽しむだけのもの。封を開けると星も空も世界に溶け消えてしまい、仄かに甘い風の香りだけが空になった小瓶に残る。 ただ、巷では「夢見がよくなる」「小さな願い事が一つだけだったら叶う」と噂になっており、当人は些か首を傾げている。 ゆえに、周囲の人々からは『鳥居守』だけでなく、『星売り』とも呼ばれている。 ・『鳥居』『鳥居守』たる境界線の守護者たる存在である為に、神秘的な容貌に反して、それなりの実力者。けれども、周囲にその実力を見せることは滅多に無く、ただ、必要な時に必要なことをする、それだけである。 一見何も所持していないように見えるが、その実常に腕元に纏っている羽衣が、有事の際に日本刀と化し、それを操る。漆黒の刀身には、まるで夜空を切り取ったかのように星雲を思わせる輝きが散らばっており、振るう度に流星雨が宙空を駆けるようだ、とか。また、居合いも得意としており、刹那の抜刀で斬り捨てる対象を捉えてしまう。それこそ、彗星が如くに。 ・『神社』で祀る"神様"には、忠誠を誓っているだとか、何とか。気だるげながらも悠然に、気乗りしない様子ながらも隙が無く、嫋やかに剣を構え佇む姿は、神使のようにも、巫のようにも、────妖のようにも、見える。 ・気だるげで些か面倒くさがり。面白可笑しい出来事は好ましいが、自身に火の粉が降り掛かってくるのは些か頂けない。一本下がったところで、更に言うならば鳥居の上から楽しい出来事を見守りたい。まあ、色々と楽しくする為に、手を貸すのは有りかな。 軽薄にして、享楽主義的な部分がある。腰は重たいが動きや言葉は軽やか。また、実は頼まれたら断れない質でもあり、なんやかんや言いつつも最終的には頷いてしまうことが多い。 ・楽しい諸々や賭け事、勝負事などを好んでおり、何やかんや見守るのも参加するのも好き。 ただ、公平さを重んじ、誠実を好む。規律の中で、楽しく面白く賢く、遊ぼうよ? ああ、因みに規律の目を騙せるんだったら、イカサマだって有りだと思うよ。正々堂々人を騙せば、それだって正攻法。だろ? ふふ。 【フレーバー】46:ヒアシンス「スポーツ」「遊び」「勝負」 公平さがなによりも重要だと考える。勝ち負け以上に規律を守る。ただ、なんでも勝負に結びつけるちょっと困った所もある。時と場所を考えない。それが貴方の魅力でもある。 【特徴表(フレーバー)】60:好意を寄せられている シナリオに登場する誰かに好意を持たれている。キーパーの裁量で、誰が、なぜ好きなのか決定する。どれほど好意を寄せているのかはD100ロールで決める(数字が大きいほど好かれている) ○通過シナリオ ・『カノヨ街』:SAN値+8 ・『猫のお宿』:SAN値+4,図書館+1 <以下『カノヨ街』HO4:肆番地の鳥居 秘匿情報含む> ○本名:澄晴虹梨(すばる・こうり) ・その実、反社会組織「ヴィノムス構成員」に所属するSE。女性ではあるが、諸々の面倒くささと楽しそうだから、の理由だけで、『カノヨ街』ではわざと男性寄りの中性を演じている。 ・とある大手外資系企業に勤める、天才的な腕前と頭脳を持つシステムエンジニア。若い身でありながらも他を寄せ付けない腕と実力、才能を買われ、スカウトされた経歴を持つ。当人としては一所に留まるつもりは無かったが、それなりの待遇を用意されており、まあそれならば、とその企業に身を置いた。 ・同時に、裏ではハッカーの顔を持つ。 ハッキング・クラッキング・スクリプトキディ、コンピューターウイルスの作成などなど、何でも御座れ。幼少期から玩具代わりにコンピューターを扱っていたのと、元来持ち合わせていた天才的な頭脳と腕前を持ってして、プログラミングを自分の思考と同等か、それ以上に操る様は、ハッカーというよりも魔術師のようだともされる。 ・一時はクラッカーとして好き勝手していたが、ヴィノムスに勧誘されてからは、一先ずはホワイトハッカーとして、組織の守護者を務めている。 戯れで某国のファイアウォールにちょっかいを掛けたら、突破出来てしまって小一時間爆笑した。ザル警備過ぎない? ・複数個の流星と、一輪の花が組み合わさった花紋のシルエットがトレードマーク。流星が如くに情報を抜き去り、時にプログラミングを混乱させ、書き換え、星が消えるかの如くに、その場には何の痕跡も残らない。一輪の花がアイリスであることを、知る人物は少ない。 ・「ヴィノムス」には、とある人物に勧誘されたことにより加わった。……というよりも、戯れで某国のファイアウォールにちょっかいを掛けた際、痕跡を全て排除したにも関わらず見つかってしまい、勧誘された。 言ってしまえば、某国や国内のサイバー犯罪対策部にも捕まることの無いように全ての痕跡を消したにも関わらず、正体を突き止められ、一人暮らしの家にまで尋ねて来られて、正直めちゃくちゃビビった。 ・だが、同時に心底心が踊った。 何せ、今まで己の正体を知る人間は、極々親しい友人や協力者を除いて、誰もいなかったから。 誰も、真の己にまで辿り付けたことは無かったから。 ────ああ、目前のこの人間は、本当に、もう存在しない六等星よりも更に小さいであろう痕跡から己を見つけて、声を掛けに来たのだと。 理解して、心が躍って、────心底、楽しい気持ちになった。 ・この人とならば、共に活動してみるのも、悪くないかもしれない。────寧ろ、もしかして、サッイコーに楽しんじゃない? ・以来、「ヴェノムス」のホワイトハッカーとして、密やかに彼らの活動へと水面下で協力している。 先進国の侵略と征服を目的とした組織の目標には、正直「えぇー……」という気持ちだったが、組織として活動し、且つ様々な構成員を知る内に、最近は「……ほんとにこの組織だったら出来ちゃうんじゃない?」「正直、本気かどうかちょっと正気を疑ってたけど、……ここまでくると、うん、いいじゃん、もう楽しくなってきちゃうよね!」と、元来の享楽主義と相まって楽しくなってきている。 ・だが、どちらかと言えば、組織を楽しんではいるが、慕っているのは己を勧誘してくれた『あの人』。 組織での任務も、基本的には面白さと、彼からの依頼を優先して熟している。 ・ゆえに。 今回の内部紛争による下剋上も最初はあまり乗り気では無かった。楽しそうだな、とは思っていたけれど。でも、質じゃないし。 ・────けれど、自分を拾ってくれた『あの人』が頂点に立ったら、と想像して、心が揺れた。揺らされた。ああ、それはなんて、なんて────見てみたい、景色なんだろうか。 心が、躍った。 ハッカー仲間や仲良くなった幾人かの構成員と共に、この天地をひっくり返して、そうして、『あの人』がトップに立ったら。 ────もっと楽しいコト、出来るんじゃない? そう、『あの人』を、“彼”を頂点に持ってくる為に、一つ乗ったところが本心である。 ・計画については、主に立案は己を含めた四人が中心になり、他に信用と実力に足る錚々たる面子をそろえて、今回の下剋上に望んでいる。計画は何処までも緻密で綿密であり、一番気の合う交渉担当の男性、参謀担当の男性、荒事担当の女性の三人と共に数多のパターンが想定し、用意している。 主に今回の目的通り、『カノヨ街』運営メンバーに組み込まれている己が街のデータベースを盗み出し、それによって他の面々が行動を起こす、そういった算段になっており、それが達成できれば、他三人や面子のサポートに回る予定。 ・────だが、当人の知り得ぬところではあるが、何処か不思議なカリスマ性を持つ。ゆえに、彼女が慕う『あの人』だけでなく、彼女の為に下克上に手を貸す面々も幾人かおり、特に彼女の左右に控える交渉担当と荒事担当はそちらの一派である。 当人は全く考えていないが、他の三人からは、もし下剋上が達成できた暁には、彼女を『あの人』の右腕にしたらいいんじゃないか、という話も出ているらしい。当人としては、全力の裏方志望である。面倒ごとはヤだよ。 ・『カノヨ街』については、完全に"ゲーム"感覚。 それ以上でも以下でもなく、普通に楽しんで、ふんわりとゲームの中では過ごしている。 街にログインする際、諸々の記憶と経歴を改変・消しているのは、全てをイーブンにするため。やっぱり、公平がいいじゃん? それに、下手なことぽろっと喋っちゃって、色々喋っちゃったらコトだから。 ・派手な見た目のアバターは、自分で用意したものではなく、仲間に用意されたもの。頓着は無いが、派手さというか、自分にはあまり似合わない神聖っぽさにちょっと引いた。嫌いじゃないけど、にあわなさすぎない? ・なんやかんや、アバターの性格はほぼ素である。だから、過ごす分にはとっても楽。 ・カノヨ街にて売っている星入りの小瓶の『星』は、その実、彼女手製の、カノヨ街のシステムにも引っかかることの無い、精緻で微細なコンピューターウイルスである。 購入者が小瓶を何処かで開ける度、そのウィルスがきらきらとカノヨ街の空気へと溶け、システムへと入り込んでいく。 あくまで保障としての彼是なので、諸々のことを考えてあまり使うつもりはないが、いざという時には己の存在と引き換えに、その最終手段を行使することも厭わない。 ・背後の神社や鳥居は、当然全てが”設定”で。忠誠を誓っているひとは『あの人』だけだから、カミサマなんか存在しない。 ごめんネ、神使でも巫女でも、神子でも、何でもないんだよね、僕。 『あの人』も別にカミサマでもなんでもない、ただの誰とも変わらない人間、だから。 祈るなら、同じ人間らしくさ、自分と、その自分が持つ実力に、才能に、努力に、運に祈りなよ。 カミサマなんかに祈るより、────そっちの方が、楽しくない? ・実家は古くに武家の血を引いている家系。それゆえに、幼少期はそれなりに厳しく育てられてきた。 中でも特に、武道に関しては殊更に厳しく、その厳しさゆえか、剣道の才能が開花した。 ・学生時代は剣道部に所属し、実は全国大会まで進んだことのある実力者。ゆえに、こう見えても剣道有段者である。 ・だが、同時に叔父がシステム関連のプログラマーをしており、その叔父から様々に入れ知恵をされたことにより、いつの間にかプログラミング、ハッカーとしての才能も開花していた。少なくとも、小学生高学年の時には自作のPCを作れた程度には才能があった。 気が付けばいつの間にか、目前に生前と並ぶ数列の、答えの群れに、心を奪われていた。 無限の可能性を孕む数式とシステム、情報を解いていくのが、或いは構築してくのが、楽しくて仕方が無くなっていた。 ・特に新しいコンピュータープログラム・ウイルスを作ることに長けており、日常生活の軽い手助けになるような便利なものから、ただシステムの破壊の限りを尽くすようなものまで、何だって作れる。分かる人間からすれば、それはいっそ、芸術作品にも思えるだとか。 ・下剋上の狼煙を上げる為、天地をひっくり返す為。そして、何よりも楽しむ為に。 さあ、全力の”祭り(ゲーム)”、はじめよっか、皆の衆。 ────境界線を斬り捨てて、天地をひっくり返して、星を落とそう。僕らには、それが出来るんだから! 「ははッ。……じゃあ、そろそろ天地、ひっくり返しちゃおっか。下克上。うん、やっぱり楽しい響きだよね。ふふ。……────さぁ、皆の衆。楽しい楽しい”お祭り(ゲーム)”の始まりだ。星が落ちるその様は、それはそれは綺麗だろうね!」 ・昴は輝かしき星、天を統べる星。 虹の神様はイリス。イリスは、アイリスの語源。 ・星雲、銀河。鏤められたる星の海。 シンシアは、中国語で上記の意味たるシンシィをちょっとばかし文字ったハンドルネーム。 <以下、『カノヨ街』HO4:「肆番地の鳥居」秘匿内容> 「HO:肆番地の鳥居」 あなたは「ヴィノムス構成員」だ。 あなたは「カノヨ街」が、反社会組織「ヴィノムス」による「精神重篤患者を収容するバーチャル空間である」ことを自覚しており、なおかつ「カノヨ 街」の運営組織の一員として活動している。最近発生した組織の内部対立の動きに乗じて、「カノヨ街」の乗っ取りと下克上を計画している。 また、あなたの経歴および一部の記憶は「カノヨ街」へのアクセスの際、パスをかけられており記憶していない状態である。 あなたの目的は「カノヨ街」のデータベースを盗み出すことである。 追加推奨技能:コンピュータ(職業選択は任意) 補足:本シナリオにおいては、コンピュータ技能で特定の場所や人物にハッキングが可能である。ただし、秘密裏に遂行できる限度として、【ハッキングはセッション中 3 度まで】とする。 ▼【コンピュータ】の使用について ・特定の場所や人物に対して「ハッキングを行なう」と KP へ秘匿で宣言が可能。セッション中、ハッキングに成功した回数が合計 3 回になるまでハッキング行為が可能。(ハッキングができない場所への宣言や、技能ロール失敗はカウ ントしなくてよい) ・ハッキング行為は、他の誰かと一緒に行動していても宣言可能。 ・4 回目以降のハッキング行為は、【コンピュータ】【幸運 1/5】の連続ロール に成功しない限り、反社会組織「ヴィノムス」運営側に検知される。 * ERROR * <以下、『カノヨ街』HO4:「肆番地の鳥居」捕捉内容> * ERROR * * ERROR * * ERROR * * TRUE * ・幼少期、まだ物心が付かない頃に両親が亡くなり、とある片田舎の孤児院に引き取られた。 故に、両親の名前も顔も覚えていない。 覚えているのは、たった一つ。”スバル”と、呼ばれた。その記憶だけ。 ・それ以外は、家族との思い出は何もない。記憶も、何もない。 けれど、それでも構わなかった。 引き取られた片田舎の孤児院は、貧しくはあったが、それでも優しい老夫婦が営んでおり、ほんの数人の同じような境遇の子供たちと共に、温かく育てられた。 ・辛いだとか、悲しいだとか、苦しいだとか、寂しいだとか。そういったことが無い訳じゃない。 けれど、何も覚えていないことも、何も持っていないことも、正直、さしてどうでもよかった。 だって、仕方のないこと、だから。 僕がどうしたって、覚えていないものは覚えてない。家族は死んでしまった。戻ってこない。何をしたって、僕がどう思ったって。変わらないものだって、あるよ。知ってる。 ・それに、孤児院は幼心にも、楽しかったから。 ちょっと騒がしくて、でも気の合う年上の彼に。賑やかで少し荒っぽいけれど、気遣いが細やかな同い年の彼女。年下だけど頭のよくて、参謀のように纏めてくれた彼。 そして、みんなよりも年上で、誰よりも優しくて、温かくて、己を導いてくれた『あのひと』。 老夫婦も含めて、みんな暖かくて、楽しくて。 だから、どうしようもなかったけど、うん、大丈夫だったよ、僕。 ・一人称の「僕」も、憧れた『あのひと』の、“彼”の影響。 コンピューターのことも、剣道のことも。”彼”が教えてくれたから、少しだけ夢中になって、覚えてしまった。 本当に偶然、不思議なことに、才能があったようで。 いつの間にか、どちらに於いても”天才”と、呼ばれる才能を得ていた。いつの間にか、不思議と。 ・"虹梨”と、名乗っていた名前も、そんな、孤児院の彼らから貰った名前。 本来の瞳の色が、淡い淡い銀色で、光を帯びる度に虹のように輝いたことと。 孤児院の名前が「バラ園」で、共に過ごしていた子供たちが、そんなバラ科の果物由来の名前を与えられていたことに由来する。 滅多に読まない、不思議な響きの名前に、少しだけ呆れて、でも嬉しくて。 以来、ずっと名乗ってきた。 ・まるで、孤児院の彼らから贈られた、祝福のようだって、少しだけ考えてしまうこともあって。 ────そんな、自分の思考にちょっと笑ってしまって。 でも、そう想ってしまうことが不思議ではないくらいに、孤児院の面々のことを大切に思っていた。 ・けれど、老夫婦が亡くなって。 その、一人息子に経営者が移ってから、全てが変わってしまった。 ・老夫婦の一人息子たるそのひとは、「ヴィノムス」構成員だった。 穏やかな人ではあったが、同時に、酷く狡猾で、組織の為に全てを考える人だった。 幼少期から、彼女にコンピューターと剣道の才能があることへ目を付けており────"彼"を使って才能を開花させた後に、彼女を「ヴィノムス」に売り渡した。 ・売られた前後の記憶は、あまり無い。唐突だったから。 ただ、泣き濡れた顔で、激怒した表情で、狼狽した瞳で、こちらを見ていた仲の良かった彼らと。 ────表情の一切読めない、宇宙のような黒い瞳でこちらを見ていた"彼"の顔だけは、覚えている。 ・────ああ、またか、と。 それだけを思った。 絶望もなかった、悲しみもなかった、寂しさもなかった、苦しみもなかった。 ────いいや、いいや、いいや! 全部全部あったけど、あったけどでも……でも、僕が持っていたって仕方のないものだったから。 持っていたって、どうにかなるものじゃ、なかったから。 だから、いらない。 ・「ヴィノムス」に買い取られてからは、彼らの忠実な駒として、────優秀なハッカーとして動いてきた。 「神魂様」のコアとしての役割を付与され、動力源として「カノヨ街」に投入されることになった時だって、抵抗もしなかった。ただ、従っていた。 ・全て、全て、構わなかった。どうでもよかった。いらなかった。 楽しければよかった。暖かければよかった。 ただ、それだけだった。 それだけだったんだよ、僕。 ・────だから、この計画に投入されたとき、"楽しく"してしまおうと思った。 例えば、今まで従順にしたがっていたカミサマの魂が、急に牙を向いたら、「ヴィノムス」はどう思うだろうか? 例えば、今まで無気力にキーボードを叩くだけだった指先が、刀を引き抜いたらどう思うだろうか? 例えば、今まで術式や何もかもを受け入れていた身体が、中空に軽やかに翻ったらどう思うだろうか? 例えば、今まで何も興味がない顔で茫洋としていた瞳が────虹がかかったように煌めいて、全てを無茶苦茶にしたら、彼らは、どう思うだろうか? コアを己から切り離してしまったら。 "カミサマ"の魂を、壊してしまったら。 「世界征服」を目前に、天地をひっくり返そうとしていた「ヴィノムス」は、どんな顔を、するだろうか? ・────其れを知った"あのひと"は、あの、宇宙のようだった黒い瞳に、星を煌めかせて、くれるだろうか? ・それらを想像するだけで────楽しかった。胸が躍った。愉快だった。 最後の最期に、その首筋に喰らいついて、喉笛を掻き切ってあげる。 あんたらが天才だって、求めたこの実力が牙を向いた────そのお陰で、世界征服まであと一歩だった指先が、ひっくり返される気分はどうだい? ・世界がひっくり返すその様を、味あわせてあげるよ! ・星は落ちた。もう昇ることは無い。 虹は消えた。もう掛かることは無い。 それでいい、構わない。星は落ちて、消えるものだから。 でも、だったらせめて。 さいごに、思い切り────スバルのように煌めいて、天地をひっくり返してあげる!! ・さあ、勝負しようよ、僕と。楽しい楽しい、さいごの勝負。 「境界線を斬り捨てて、天地をひっくり返して、星を落とそう。"僕"にはそれが、出来るんだ」 「カミサマだって、殺してやるさ!」 ・さみしいよ、かなしいよ、くるしいよ、つらいよ。 たったひとりきりなのは、さみしいよ。 あいたい、もういちど、あいたくて。 でも、叶わないって、知ってるから。 ・君たちが、僕にとっての星だった。 "貴方"が、僕にとっての虹だった。 一等星だったよ、何よりも、誰よりも。 ・だからごめんね、せめてさ、君たちに貰った名前だけは、祝福だけは、僕にこのまま頂戴。 大丈夫。 私には、それだけあれば、大丈夫。 ・『カノヨ街』後、まさかの弟が居ること発覚し、正直驚きが大きい。 たったひとりきりだと思っていたのに。 まさか、一番遠いと思っていた存在が、いた、だなんて。 現実世界へと逃げ延びて、改めて生身の彼と対面して。――――"スバル"と呼ばれ、確信した。 ああ、彼が本当に、己の弟だったんだ、って。 ・でも、自分の中のどこにも、彼の記憶が無くて。家族の記憶も無い。 全くもって、元は何もそれを気にしていなかったけど、けれど、彼の存在が明らかになってから、そのことが一番、思考に引っかかっている。 ・弟であるらしい、彼が、そのことを何も気にしない事実は分かっているけれど。 ……それでも、さ。 思い出したいよ、君のこと。君の、名前。 そう、自分が思ってることは、明らかなのは、分かるから。 ・たった一人だと思っていた。 何も残ってないと思っていた。 星が落ちて、虹が消えたって、そう思っていたから。 ――――まだ星が煌めいるっていうのなら、僕は、私は、……その星の名前が知りたいんだ。 うん、それだけ。 ・コア適合の実験を受け続けていた結果、髪の色と瞳の色が変化したまま戻らなくなってしまった。 アバターと同じ、東雲の色。けれども、当人はあまり気にしていない。 だって、今思い返してみれば、『カノヨ街』でのあの生活は、うん、唯一の僕にとっての、自由な暮らし、でもあったから。 ・記憶に関しては、相次ぐ実験を長年受けた結果、欠けや混同が発生している。 【HO:sch00l】 あなたは「『神魂様』のコア」だ。 あなたは孤児院出身であり、反社会組織「ヴィノムス」に人身売買をされ、「神魂様」を稼動させるために必要なコアとしての役割を、何らかの技術あるいは術式によって身体に付与されてしまっている。「神魂様」を稼動させるための動力源として、「カノヨ街」に投入されていた。 あなたの真の目的は自身の身体からコアを切り離し、生還することである。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ
エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
クトゥルフ神話TRPG