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ゆるく穏やかで大雑把。かつ勉強家で世話焼き。しかし自分の授業で寝てる生徒には【肉体】8のデコピンを喰らわす。部屋が汚い。 任務中は普段の服装と異なり、黒のスーツに身を包んで黒のマスクをしている。理由として、仮に任務中やオーヴァードとしての力を発揮した時にワーディングに耐性がある生徒、仮にオーヴァードとして覚醒している生徒に直面した際、自分だとバレないようにしている。自分のUGNエージェントとしての側面に絶対に生徒を巻き込まないように、関わらせないようにするためだ。 中東の某国でレネゲイド技術を用いて戦闘用に調整、作成されたデザイナーズベイビー。試験管生まれの施設育ち不健康そうな奴は大体友達。 近接戦闘に特化し、凡ゆる場面での戦闘が可能というコンセプトで作成されている。そのため背が小さい。それも特別な遺伝子操作実験を施されているのが要因である。彼女のような個体は今までに数十体ほど確認されており、様々な戦闘要員として販売されていた。戦いをするために、人の命を奪うために生まれてきた存在である。日常への憧れと諦観を抱きながら少年兵として10代以前から数多の戦いを経験し生きてきたが、とあるUGNエージェントとの戦闘にて完膚なきまでに敗北し、UGNに捕縛される。 その後は紆余曲折を経てUGNの保護下に。保護以前と180°異なる生活がストレスになり、獣の様に暴れ回ることも多々あった。生まれ等々により、「人擬き」と揶揄され忌避されていた。そのため、教育係兼後見人として自身を敗北させたエージェントが付く。甲斐甲斐しい世話と教育により次第に、ゆっくりではあるが損なわれていた人間性が徐々に身に付いていく。その中で成長していき次第に自分も自分のような境遇にも大人として寄り添い側で支える「先生」になりたいと思う様になる。 そして保護下に置かれて数年後にUGNチルドレン、エージェントとして戦前に復帰し、さらに数年後には教員免許を取得する。 少年少女の健やかな成長のために尽力する。 「やあうら若き少年少女諸君。私は花守 凪。担当教科は現代文だ。と、言っても君たちを勉学のみに傾倒させるつもりは毛頭ない。君たちには将来をどう生きそのために何をすべきなのかを、この学生生活の中で考えて欲しいと願っている。 そしてその手助けを僭越ながら、君たちより多少長く生きた身として、率先して取り組もう。気軽に凪ちゃん先生と呼び私を頼ると良い。 私は君たちを決して一人にはしないよ。どうぞよろしく。」 「確かに勉学のみに傾倒させるつもりはないと言ったが授業中に寝てもヨシ！と言った覚えはないぞ君。眠気覚ましにこの行の音読を…そうだな。大衆を前に演説をする王様風にお願いしようか。イメージは市村正親とかで。」 「私の生徒に、手を出すな」

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