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ちょっと偏屈な死体修復士 元は小児科医を目指していたが研修中にたまたま死体修復士として仕事をしている人と知り合い、興味を持った事がきっかけで死体修復士になった。 自身の顔付きが怖いせいで子どもに泣かれることが多かったことも進路を変えた理由のひとつに挙げられる。 物事をやや斜めに捉えるところがあり卑屈っぽい性格だが、それなりに他人のことを気にかけている(つもり)。 ５年前に妻と離婚。息子(18歳)と娘(16歳)とはたまに会って食事をしながら近況報告をし合っている。 最近、子どもたちが自分をきっかけに医療関係の仕事に持ち始めた事を知りやや複雑ながらも嬉しく思っている。 自分の知識や経験が何かの役に立つならばと相談に乗ったりしている。 【職業技能】 製作(死体修復)…職業に必要 医学、生物学、薬学…死体修復に付随して必要な技能として取得。薬学がやや低めなのは知識が限定的なものにかたよるため。 信用…仕事をそれなりにスムーズにこなすため 英語…医師を目指していた学生の時に習得 【興味技能】 精神分析…50歳になって後輩に指導する事が増え、死体に慣れておらず気分が悪くなった人を落ち着かせるために習得 図書館…仕事に必要な知識を得るために本やインターネットで情報を収集しているため 目星…死体修復の際によく観察して手早く作業を進めるため ■PC3：死体修復士(エンバーマー) あなたは大体一年ほど前から、死体修復の仕事以外にも、人命救助や患者のメンタルケアなど医者のような仕事を請け負っている。 慢性的な医者不足である昨今、上から何とか助けてくれないかと頼まれたのだ。その為、近くの病院を転々と手伝うようになってしまっている。 中でも足しげく通っているのは『久慈(くしげ)病院』である。 久慈病院とはこの都市で随一を誇る大きな病院であり、中でも医療界で有名になっている事柄の一つは『移植手術の成功率と多大な手術件数』である。 臓器移植が必要になった患者は、この病院に入院する事が多く、現にそれによって救われた命も多い。 この久慈病院と関わりを持ち出したのは、何かの事故によって患者が溢れた際、臨時として救護を依頼されたからだ。 そして、そこであなたは顔に重傷を負った患者に出会う。その患者は何度か自殺を計り、メンタル的にも肉体的にも常にぎりぎりの患者だった。 あなたはそれを献身的に看病し続け、ある日その人物から「自分が生きていてもいいのか」と問われる。それを肯定するような言葉をあなたは患者に告げた。 落ち着いたらしいその患者は、不意に「アオイ」と言葉を漏らした。名前のようだった。 けれどその翌日からアオイは病院から姿を消し、それきりあなたは会う事は無かった。 彼を探している訳ではないのだが、また出会えたら良いとあなたは思っている。 アオイが居なくなったベッドの傍には『黒色の石』が転がっており、それを出会った時には返してやろうと考えていた。 ★AF：『黒色の石』……何の石だかは解らない。表面はとても固そうだが、中は液体のようだ。何をしてもその液体が何であるか確かめようがない。 ▼個別OP ●PC3：死体修復士『少女』 ・ホルマリン漬けの心臓（ぽす卓） 生還、聞き耳初期値成功+9

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