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「対象、見つけました。これより―――処理に入ります」 「あなたはもうこの場所には必要ない。あるべき場所に還りなさい」 「………海、綺麗。この服着てきて良かった」 「もう、終わりか……………」 私／きみ。あなた。静かで淡々とした感情の籠もらない話し方。 UGN本部所属のエージェント。 表情をあまり変えず、声音も淡々としており人間みが薄く見える。 待機している時間も一人で過ごすことが多く、資料室で読書や資料の閲覧などを静かに行っている。 しかし時折外に出掛けることもあり、その際はどうやらUGNのこともオーヴァードのことも頭から抜いて日常を楽しんでいるらしい。 質素でシンプルな服を好んで着ているが、外に出掛ける時はがらりと雰囲気が変わるほどにオシャレをする。 幼少期にとある事件に巻き込まれ、家族を失い孤立すると同時に覚醒。 当時の記憶は曖昧になっており、ほぼ生粋のUGNチルドレンと変わらない育ち方をしている。 そのため内部事情にはそれなりに詳しく、また地方エージェントには任せづらい仕事なども任されることが多い。 そのひとつが「暗殺」である。 最近では専ら暗殺任務に就くことが多く、人前に現れることは少なくなった。 対象の多くは内部の裏切り者、スパイと思わしき者。 一般人やFHを相手にすることはあまりないが、ゼロではないようだ。 また、要請さえあれば暗殺以外の任務に赴くこともある。 しかし他人と連携を取る必要がある任務はあまり得意としていない（人と話すのが慣れていない） --------------- 【ハンドアウト】PC1 キミはUGN本部に所属し、単独任務を得意とするオーヴァードだ。 （暗殺や監査などが主な任務であることによるため、必ずしも孤独でなくてもいい。ノーマルの友人は多い、などでもいい） 潜入任務が終わり、長めの休暇を得たキミは、海外のリゾート地へ向かい…… そこで、出会ってしまったのだ。忘れられない人に。 ……休暇が終わり、キミは次なる任務を藤崎弦一から言い渡された。 今回の任務は、FHセル「ヨルムンガンド」の殲滅。戦闘要員も配備されるらしい。 キミは標的たちのデータを確認し……その中の一枚の写真から、目を離せなくなった。

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