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クトゥルフ2015(ミュージシャンベース)[EDU*10+DEX*10] 特徴表 3-10　平凡な容姿 ：平凡な顔のため、他人の印象に残りにくい。<変装>に+20%。加えて、一度しか会ったことのない相手ならば、相手が<アイデア>ロールに失敗すれば、「よくある顔です」と言い訳するだけで他人としてごまかせる。 誕生日：7月29日 幼い頃は少年合唱団に所属しており、中高の部活は勿論、大学は音大で声楽を学んで、今までの人生、彼の持てる時間は全て音楽に捧げてきた。 音楽が好きで、歌うことが好きで、それでいてどちらも嫌い。 天才であるHO1とは幼馴染で、彼よりも1年先に少年合唱団に入団した。入団して１年目、彼の誕生日にハッピーバースデーの歌を歌って、一緒に合唱団に入らないかと誘ったことが全ての始まりだった。入ったばかりだというのに、メキメキと彼はうまくなり、1年も掛からずあっという間に自分のことなど追い抜いて周囲の人を魅力した。はじめはそれを誇らしく思い嬉しかったが、「韋沙弥くんは後から始めたのにあんなに上手くなってすごいわね」「努力が足りないんじゃないの？」｢才能がある子なんて一握りだもんね｣と親からは言われ、指導者からも常に比べられ続けた結果、彼に対する劣等感とコンプレックスの塊となった。 彼だけが自分の全てじゃない、そう思いたくて彼とは中学時代から徐々に距離を置き始めて、現在はかなり交流の頻度が落ちている。昔は歌なんて関係なく遊んだり、勉強したり、色んなことをしてきたが、距離を置いて自分からは殆ど最低限しかコミュニケーションしかとろうとしなくなった。 今つけているピアスも高校時代に彼がピアスを開けていなかったから、友人に誘われて開けた。結局彼もいつの間にか沢山つけていたみたいだけど。 そのため歳を重ねるにつれて、徐々に距離を置いていたのだが、大学時代に教授から勧められコネクション作成のために応募したテレビ番組で再会。自分はやっとのことで掴んだチャンスだったが、彼は局からのオファーでスペシャルゲスト。たまたまYouTubeにあげたカラオケで歌っていた動画が拡散されて、それが番組プロデューサーの耳に入ったらしい。 やっぱりアイツは中学までで歌は１度やめていたらしい。アイツにとってはその程度なのに、俺は負けたのか。 彼と比べられることが死ぬほど嫌だが、そう思っている自分こそが誰よりも彼と自分を比較してしまっている。最早その執着は病気のようなものである。 現在は高校時代の声楽部からの友人と組んで活動している。曲を作るのは友人、歌うのは自分。彼には天才に対するコンプレックスを話してしまったが、それでも受け入れてくれたため信頼している。ピアスはお揃い。 ーーーーーーーーーー 初めは友達だった、少なくとも俺の中ではいちばんの。アイツのことならなんでも知っていた。理解していた、理解しているつもりだった。 だけどいつの間にか、あいつのことが何にも分からなくなった。いや、初めから分かっていなかったのが、やっと理解できただけなんだろう。 アイツはまるで宇宙人だ。 いつも俺の理解できない言葉を話す。 きっといつまでも理解できない。 ――――――――――― 〇通過シナリオ ・ハイフェッツをなぞる病(HO秀才) ・エメラルドの激情(KPC) →3ヶ月間入院 ・雑踏の人魚(KPC) ・Dearest ・桐と枸櫞 ・「ハイフェッツをなぞる病」 HO:秀才 貴方は何かしらの分野で一流である。 いや、一流なんて言葉では済まされない。 けれどこれらは貴方の努力の賜物だ。 しかし貴方の目の前には常に“HO 天才”が居た。 どれだけ頑張っても、死に物狂いで近づこうと努力はしたが、あと一歩、天才には及ばない。 だが貴方は諦めていない。 いつの日にか“HO 天才”を乗り越えて見せる。 貴方の目的は「“HO 天才”を超える事」だ。 因みに貴方はセッション開始前、SANC 1/1d6 を振ってもらう。 何時頃からか貴方にはこの先を予見するかのような言葉が脳内に響く様になっていた。 これがあれば天才を越えられるかもしれない。 ・「エメラルドの激情」KPC KPC 後遺症：『緑の目の怪物』 KPC の右目は今後 PC の左目目と同じ緑色になる。また、この目がある限り KPC は今後発狂するかどうかの判定のアイデアロールに+5%の補正が常につく。手術で根本から目の色を変えてしまう、または左目を抉り出せばこの後遺症はなくなる。 この後遺症は本来ゴグ＝フールに食われるはずだったところを逃げ出したための代償のようなものである。

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