タグ： 忘れられない

忘れられない秋から18年後の昴くん 中学〜高校、卒業からのプロ野球になる予定だった。 高校2年の夏休み、甲子園スタメン入りが決まって僅かの事だった。朝練の為眠たい目を擦りながらチャリを漕いで学校に向かっている途中、坂でブレーキが効かない事に気が付いた。が、最早どうしようもなくガードレールへと突っ込む。 その後、重症では無かったものの後遺症で肩が壊れ、野球をやめるよう医者から言われ引退。 目指していた道が無くなった昴にやる事はなく、ただ何となく小学生の肝試しで行った旧校舎を思い出し、ホラー調の空間デザイナーとして勉強を始める。 高校3年の冬、専門学校合格。 春、卒業と同時に野球部の同期達が｢永園のスタメンが納得出来ないからブレーキ壊したらホントにいなくなった｣と笑いながら話しているのを聞いてしまう。 ただ湧いてきた感情が怒りよりも悲しみよりも何よりも｢人間不信｣であった(心理学) 専門、就職は淡々と進み、仕事は順調であるものの他人となるべく関わらないようにと過ごす為、仕事仲間とは距離を置いている。同僚いわく｢何を考えてるのか分からない男｣ 肩はたまに痛むが普段に支障はない(激しい運動は不可)。あの時甲子園に行って、プロ野球になっていればと考えるも投げられるのはへろへろの球でしかない。 【腕を使う系の技能は-10】 そのまま30歳を迎える。小学生の昴とはかけ離れているようにも見えるかもしれない

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ