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ローザ・ルノアール(R・R) 28歳 夢見がちでエゴイスト、願いはほぼ全て叶うと思っており、その願いが自然と叶わないとしても自らの力で無理にでも叶える。 出生は前皇帝が前皇后を娶った以前、前皇后が前の男と作った隠し子である。 その事自体は前皇后は全皇帝に伏せていたのだが、娘であるローザには話しており、国民には公表出来ないほどの溺愛ぶりをみせていた。 前皇帝はその過度な愛に対しては有能であり自分達は恵まれなかった娘ができたようである為の溺愛だと信じてやまなかった(実際には前皇后からすれば実子であるのだが) 将軍という席に付けたのは母親である前皇后からの猛プッシュのおかげ、いわゆるコネの力が少しあるのだ。 もちろん、戦闘力は郡を抜き戦闘についても前向きな考えを持っているという点はあった。将軍になる可能性は大いにあったと言って良いだろう。 だが、これは今の話である。 彼女が将軍になったのは21歳。あまりに若い。 周囲からの反感や疑惑の声があがる。 だが、それを黙らせた。 小規模ではあるがB国が巻き込まれていたゴタゴタを武力行使という手段で、それも圧倒的な力で鎮圧した。その反感の声までも。 だが国民の猜疑心がもたらしたのは、その程度では無かった。 猜疑心の中、前皇后の暗殺が起こる。 戦争が終わった頃には前皇后の葬儀は終わっていた。 悲しみにくれるローザの目に映ったのはほくそ笑む大臣と、妾を新しく妻として娶ろうとする前皇帝の姿だった。 憎い、憎い、憎い、母が死んだというのに。 その気持ちより義父、前皇帝を刺殺。 大臣も刺殺した。 そこに待っていましたと言うかの如く成り上がり、皇帝の位置に着いたのは自衛に全てを費やすいけ好かない男である。 そして、自らが招いたこの惨事に苦しみながらも刻々と時は過ぎB国の顔とも言える大将軍となった。 そして、そこに残ったのは過去の愛に囚われ人を愛せず、その闘いに心を弾ませる戦闘狂だった。 Ｂ国(ブラディナ帝国) 首都:ルヴィナス 国民:400万人程度 国土500,000k㎡ 主権:王 (立憲君主制) 標語:崇高たれ。強くあれ。その先に栄光を求めよ。 民族:基本は統一民族、2.3の部族が東南に遊牧や狩りをして生活している。 特徴:比較的昔からある国で、かなりの頻度で首席が変わる。 国家主席は皇帝。 徴兵制をとっているが、もとの国民の少なさから半少数精鋭の形になっている。 その広さに対して国民の大半が中心の王都に暮らす。 国境が海に広く面しており工業、商業の発展の方面に他国に対しても権威を奮っている。 それを有利に外交にもそれなりに強く出ることが出来る。 品種改良にも強く努めており、国庫からは農業や漁業に資金を多くつぎ込んでいる。 軍備へも多少の金は注ぎ込んではいるが、そこまで重視されている訳ではない。 国境付近東方には果樹園が多くあり農村が多い。 軍拡競争には少し遅れ気味である。 主要人物: 皇帝 トレイシー・ドリス(42) 皇后 ミシェラ・ドリス(38) 7年前に先帝を暗殺し成り上がる。 帝国軍とは別にお抱えの騎士を持っているため帝国軍と仲が悪い。 皇帝としては少し逃げ腰な政治、縮小された予算から国民からの反感を買う。 安全策を練ることを得意とし、戦争に逃げ腰である。 前皇帝 アベル・スチュアート 享年 60 死因 刺殺による出血多量 前皇后 マリー・アンジュ・スチュアート 享年49 死因 毒殺による呼吸困難 自国を愛し他国に冷酷を主としており、B国による有利に進む外交の基盤を形成した。 国民に愛される器の持ち主である。 仲良しな人 前皇后(故) 険悪な人 現帝、現皇后

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