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ベース　2015：警官・刑事　言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、法律、目星＋拳銃　特記：制服を来ているか、警察手帳を提示すれば、信用に＋20%のボーナス。 ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 特徴①3-5 銃火器の達人　②4-9 暗黒の祖先(D1d6 =5　1d100→89：淫魔の血筋) ４月６日生まれ。 刑事。読書家。飽きっぽく、家にはもう読んでない本が山積みにされていたり埃が被った色々なものが隅っこに集められたりしている。 亡き母からもらった銀色のリングペンダントが宝物で何があっても外すことがない。 最近は料理と薬品の調合にハマっている。料理も薬品の調合も同じくくり。楽しくビーカーに豚汁を注ぐ。 多才なこともあり周りからは痒いところに手が届く、と評価されているようだ。 母子家庭。ハーフの母に良く似た容姿のクォーター。 松葉という双子の兄、若葉という弟がいる。兄の結婚を機に生まれ育った家から離れ、現在は独り暮らし。もともとは暮らしを楽にしたいと医師を目指していたが二浪したあとに才能がないと諦め、更に母の死も重なり完全に断念した。 この辺りから多趣味になる。浮気もこの頃にしてそう。 他人をあまり信用することがなくヘラヘラとした振る舞いで悪意も善意も全て流す。好かれるより嫌われる方がこれ以上関係が悪化しないから気が楽。 とはいえ仕事中は私情を二の次にする理性は持ち合わせている。 「ぼく、おれ/きみ、貴方、あんた/～サン、～くん・ちゃん」 濃く淫魔の血が流れている、所謂ふたなり。 幼い頃(７歳ごろ)には実父に性的暴力を加えられていた。それを見た松葉から話を聞かされた母は父と離婚し息子を守ることを選ぶ。 兄と違う男子校に通っていた学生寮時代に身体のことがバレてクラス、寮生の性奴隷として扱われる。教師にも黙認され、中には生徒に混じり性欲処理に自分を使うようなやつもいた。二年生の時に一度妊娠・学校のトイレでの出産を経験している。生まれた子どもは未熟児でそのまま死亡した。母にも兄弟にも言えなかった。 悪夢のような二年間を送り、残されたのは自分への諦め、絶望の感情。 すっかり恋愛に対し恐怖心と嫌悪感を抱くようになるがそれでも引きこもりにならなかったのは上記の『家族の暮らしを楽にしたい』という気持ち故だった。 二年生の冬に転校している。 黒井友里亜に出逢ったのは大学医学部の試験会場。付き合い始めたのは朽葉が刑事として勤務し始めたあとだった。友里亜の真剣な告白にはじめて、恋愛をしても良いと思って。 ーーまさか、告白された時点で友里亜が大学の同級生と既に婚約しているなんて思いもしなかったのだ。 『このお腹の子は夫との子としてちゃんと育てるわ。あの人、不妊症みたいでね』 『それにしても、貴方があの『オナホちゃん』だったなんて……ああ、夫が話してたわ』 『すごく面白い遊びだったわ、ありがとう。けどもう前に現れないで』 『人間でさえない貴方にまた会うほど私たち、暇じゃないのよ』 そうやって嘲笑する女は、愛した人の面影もなく。はじめてのちゃんとした……ちゃんとした、と思いたかった恋にさえ裏切られた。 燃える彼女の家を、彼女の夫を、彼女自身を目の前にして。 しかし彼は、もうなにもなにも感じることはなかった。 “正義とは何か”。そんな疑問を投げつけられても何も答えられはしない。 彼自身、正義も悪も真実も愛情も何もかも解らないままで、 ヘラヘラとすべて笑い飛ばして、脆くて弱い自分の心を守ることしかできないのだ。 愛する人に裏切られたあと、ちょっと性に奔放になりすぎて妊娠し、２回くらい中絶、堕胎している(体格を隠す為にブカブカスーツ着てる)。男性器は不能でもう役に立たない。 裏切られてから女性が嫌い、特に自分より大きな男性には恐怖心を抱いている。相手から触られることがトラウマ。肩とかはまだ平気だが頭撫でられたりしたら吐く。 歪なまま生きる彼に救いの手が伸ばされることは、まだない。 「被害者を助ける？　────ぼくのことは、誰も助けてくれなかったじゃないか」 金糸雀後→ 救いの手はあった。信じられる人ができた。 だけどその人もまた追い詰められている。 大丈夫。一人にしないよ。 きみが終わるときはぼくも一緒だから。 警察を辞めた後はたぶん何処かの闇医者のもとで働いてそう。 前よりちょっと満たされてるかもしれない。 トラウマで吐くことは少し減ったが女性嫌いは相変わらず。触られるのも特定の人のみしか駄目。金糸雀自陣相手なら少しはスキンシップ取れるようになったかな。 まだ愛についてはよく分からないけど隣にいる人のさいわいの手助けができればいいな。

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