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父親が日本人、母親がアメリカ人のハーフ。日本在住。現在は父方の親戚が日本に遺した屋敷で1人で暮らしている。洋館。 生まれはアメリカで、小学校に上がるまではそこで生活していた。3才年上の兄がいる。兄弟仲は基本的に良好だった。小さい頃から物静かなタイプだったこともあり、快活で才能豊かな兄に手を引かれて様々な景色を見てきた。父親が日本に本拠地を置く金融会社経営者である一方で、母親がミスカトニック大学に所属する研究者であり、そこで怪異に関する研究を行っていた。齢にして12の頃、冬に家族旅行でロッキー山脈に向かっていたところ、道中に鉄道の脱線事故に巻き込まれて、そこから7日の間、吹雪の中を生きることになる。両親とははぐれ、4日までは兄も生存していたが、彼は自分を温めながら力尽きる寸前に自害し、黒羽は兄の死肉を食べて生き延びた。生き残りは黒羽を含めて数名。子供の生存者は黒羽だけだった。当時の事故が原因で、凍傷によって右足の腿から下を失っている。それ以来、傷が癒えた後になっても度々幻肢痛に悩まされている。身よりが無いため、人目を避けて事故から半年後に日本に移住し、一人暮らしで生活をおくる傍ら、母が残した研究を続けている。13才から17才に至るまでの4年間でクトゥルフ神話に関する知識は多少増えている。近所に住む人々は子供が一人洋館で暮らしていることは知っているが、詳しい事情については知らない。ゴミ出しのときも人目につかない時間帯を選ぼうとはしているが、車椅子で移動する姿は目撃されていると思うので、腫れ物のように扱われている気がする。 現在は大学に進学するために、大学受験の勉強の他、高校卒業資格をとるための勉強をしている。日本で同年代の子供と話したことはあまり無いが、アメリカ在住時代に父親や兄と日本語で話していたため、読書家であることも相まって、日本語については見た目と違って堪能。 一度心に決めたことは最後までやり遂げるタイプ。普通の人ならば諦める様な状況でも、目標に向かって前進していくことができる。感情を顕にすることを避けるけれど、最後のところでは結局冷酷にはなりきれない。そういう自分の甘さをきっちり「意志の弱さ」として自覚しているので、基本的に自分の覚悟についての信頼は無い。また、鉄道事故の体験がきっかけで、どんなに弱者だったとしても、基本的に他人はひとのことを助けてくれる者では無いと考えている。なりふり構わず助けてくれるとすれば、それは家族や近しい友人だろうが、自分を助けてくれた兄はもうこの世にはおらず、友人もいない身であるため、自分はもう誰の助けも信用せず一人で生きていくしかないと考えている。 ーーーーーーーーー ＜星の精＞を目撃した際のSANcの結果からｰ1D3。 ＜星の精＞を3度見ると、吸血衝動が止められなくなる。 1か月に人間の血液を最低でも200ml飲まないと干からびて死亡する。

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