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四十万永夢設定 母親である清華は、宝条院家という華道の大家の生まれであったが 画家を目指して家を出る。 しかし、画家としては大成しなかった。 それでも夢を諦めらきれない彼女は 自分の子供を一流の芸術家にしようと考え暴力を伴うような教育を施すが、 このことが原因で父親は蒸発する。 過酷な生活を送っていた永夢だが姉を心の支えとして生きていた。 3歳年上の姉である明日那は、優しく、学業も優秀。 そして、描いた絵は国際展に飾られる程で 永夢にとって尊敬の対象であり何よりも大切な存在であった。 しかし、明日那が16歳の時海外の財閥からお見合いの誘いが来たことにより事態は急変する。 彼女は断ろうとしていたが、 母である清華はこれを強引に実現させようとした。 これに対し永夢は、自分にとって大切な存在を守りたいという思いからレネゲイド能力が覚醒。 母親に対して能力を使うが、明日那は咄嗟に庇ってしまう。 結果として、彼女の怪我は入院が必要なほど大きなものだったが命に別状はなし、 清華はショックで意識不明となり、永夢はUGNに保護された。 UGN日本支部に収容された永夢だが 何に変えても守りたかった姉を守れず傷つけてしまったこと。 そして、長年姉に縋り続けていたことに気づいてしまい、生きる意味を見失ってしまう。 ただ茫然と生きる永夢であったが玉野椿に訓練に誘われる。 最初こそ嫌々参加していたものの、彼女の自分やUGNチルドレンに接する中で見せる 厳しさと優しさに姉と同じものを感じ、自分も人のために何かできる存在になりたいと考える。 その後、自分を変えるために中学卒業を機に山水町で一人暮らしとバイトを始める。 高校ではノリがよく、人の頼みは基本的には断らないがバイトを週5～6日入れているため 放課後や休日に友人や知り合いと遊ぶことは殆どない。 学業については内申点を稼ぐために勉強をしており、テストでは上の中辺りをうろうろしている。 余談だが、姉の明日那は病院を退院するとともに高校を中退、その後高校時代の同級生と結婚。 現在では、子宝に恵まれながらも画家として絵を描いている。 母である清華は現在も植物状態となっている。 永夢は彼女らに高校入学後会ってない。

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