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〇伽々池黒桂(かがち・つづら) ・柔らかく整えられた黒髪に、甘やかな橙色の双眸をした青年。 ・常に柔和に、少しだけ困ったように眉を下げて笑う様に愛嬌がある、やわらかな性格。 　普通に感情を露わにするが、あまり強く表情を変えることや声を荒げることはほぼ無く、何処か余裕があるようにも感じさせる。 　常に人のことをよく観察しており、その状況や雰囲気に合わせてさり気なく言葉を使い分ける。人との争いも出来れば避けたい。そういったのは、一歩後ろから見てるのが一番いいからさ？ ・エンジニア兼プログラマー。 ・大手メーカーに所属し、主に航空機のコクピットや管制塔、或いは各行政機関、自動車などで使用されているメーターやモニター周りのプログラムや諸々を開発・設計、時に構成することを主な仕事にしている。 　仕事は楽しく、基本的には真面目。だが、常に全力、というよりも、肩の力を抜くべきところはさり気なく力を抜き、サボるところはサボリ、全力を出すべきところは見極めている。常に120％だなんて出来る訳がないんだから、まあ、出すべきところでそれが出せるよう、いつもは80％くらいの力で行こうよ。 　何かやらかした時はきっちり謝るけれど、隠せそうなことだったら、さり気なく要領よく隠して解決してしまう、若干ワルいところも。だが、そんな要領の良い様が周囲からは受けが良く、先輩後輩同僚との仲は良好。 ・学生時代は野球部に所属しており、外野手を務めていた。 　そのため、さり気なく体力や筋力があり、力仕事も問題無くこなせる。 　幾つかの彼是が重なり、仕事で修羅場が引き起こった際は積極的に駆り出されてしまうのが些か傷ではあるが、なんやかんや人がいいために修羅場に飛び込んでいくことも屡々。だが、勿論その際は後からの報酬はきっちり貰う。 ・その実、爆弾魔。────の、気質があるだけの一般人。 　祖父が花火職人であり、幼少期から花火や火薬とさり気なく触れ合う機会が多かった。 　花火そのものについてはほどほどの年頃の少年らしく興味が向いていたが、それよりももっと興味が向いたのは、火薬と、それが織り成す鮮やかな爆発で。 　空で咲く大輪の花よりも、地上での炎の爆発の方が心惹かれた。 　最初は、ほんの興味本位ではあったが、段々とどの火薬がどのくらいの分量で、どの規模の爆破や火花の鮮やかさを見せるのか。そういった細やかな検証を密やかに重ね、試行錯誤を繰り返す内に、元から学んでいた機械知識と相まって、パイプ爆弾程度までならば作成できるように。 　だが、違法であることは十分に理解している為に、それを他者に開けしたりはしない。個人で楽しむだけ、だからね。 　ただ、幾人か幼少期から攣るんでいる友人たちがおり、そんな彼らとは秘密を共有し、仕事合間に日夜研究に励んでいる。 ・機械操作での遠隔式から、導火線に着火して投擲できる小型のものまで、なんやかんや様々に作れる。 ・上記の通り、別に爆破で人を殺したい訳ではなく、ただ爆発がみたいだけ。世界を満たす音と、振動と、火花。自分の計算した火薬量に、実際の規模と威力がついてきた光景を見れるのって、最高だろ？ 　だから、基本的に爆発させるのは無人だと分かっている廃墟。今まで、ほんの複数爆発させてきただけ。 　違法だって分かっているから、下手に逮捕されるようなことはしない。 ・爆発は芸術だ。……なぁんちゃって。ふふ。 ・身内とつるんでいる際は、「鬼灯」の愛称で呼ばれている。 【特徴表(フレーバー)】15：天才 INT+1 【フレーバー】92：猫柳（ねこやなぎ）「自由」「努力が報われる」「親切」「思いのまま」 自由の権化。楽しいことが大好き。そのためにはなんだってする。努力は無駄に終わるかもしれない。しかし貴方はそれでも辞めないだろう。皆も呆れながら見守るだろう。 ・黒桂＝つづら＝クマツヅラ、ランタナ。 漢字の表記としては九尾、とも。 ・桂は月桂樹。 ・伽々池＝カガチ＝酸漿、輝血、鬼灯。或いは蛇神。 ○通過シナリオ ・『蟄､迢ｬ縺ｮ蟇?ｮ､』：ロスト

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