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名前：エッラ・アミルカレ・ドゥーエ　(Ella・Amilcare・due) 　イタリアから来た留学生。素直な性格で人の話を信じやすい。日本については留学前に実家で読んだ本などから断片的に得た情報のみのため、ところどころ間違った感じで捉えている。将来の夢はスイーツ専門ライター。普段は食べる・撮る専門。 　アメリカのマフィア『エマニュエル家』のイタリア・シチリア島分家である『アミルカレ家』の血を受け継いでいる。アミルカレ家現当主と町のパティスリーの娘との間に生まれた。母親は女手ひとつで彼女を愛情深く育てたが、エッラが小学校に入る前に病によってこの世を去る。小雨降る葬儀の日、彼女は初めて自分の父親の顔を見た。 　エッラの父親であるアミルカレ家現当主は彼女を引き取ろうとしたが、嫡男を産んだ本妻から彼女が跡目争いの火種になりかねないとして大反対をくらう。結果、引き取るのは諦めたが後継人として陰ながら彼女を見守っていくことにした。エッラ本人はそのような事情も知らずに育ち(自分を手助けしてくれているのは親切な『あしながおじさん』だと思っていた)、無事に大学へと進む。 　母が作ってくれた素朴な焼き菓子から、時折“あしながおじさん”から差し入られる色鮮やかで見た目も味も最高級なケーキなどを食べ、漠然とスイーツというものに対して憧れと興味をを抱く。そして、作る方ではなくそれを広める方に回りたいと考えた彼女はある日、和菓子の存在を知る。赤い豆を煮た「アズキ」や米を搗いて作られる「ダンゴ」を是非とも本場で食べてみたいと思ったエッラは日本への留学を決意。 　なお、現当主はエッラを「アミルカレ家の跡継ぎにはしない」としっかりと宣言していたが、本妻は今も彼女が後継者になり得ることを酷く恐れている。妄想に駆られた本妻が過去に何度か暗殺計画紛いのことをしでかしたために、現当主は間接的ながらもエッラに護身の術として拳銃の扱い方を教えた。肌身離さぬよう持ち歩くことを厳命されているので、勿論日本でも常に持っている。 　動きやすい格好を追求したら男性のような格好になってしまったため、初見の人や遠目から見た時に男性に間違われやすい。ただ喋り始めたり近くで見れば女性と分かる。最近スイーツ紹介雑誌に写真付きで載ったが、性別のところが「？？？」になっていたのは何故なのだろうか。 通過シナリオ 『縁と命はつながれぬ』トゥルーエンド

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