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クトゥルフ2015　商店主/店員ベース（EDU*10+APP*10）　加齢適応ルール:EDU+1、APP-1 【特記】 交渉の際、相手の言いくるめ、値切りに-10%のペナルティー。 【特徴表】 4-2 方向音痴（D）…ナビゲートの基本成功率が1%になる。加えて、経験ロールで成長させることはできない（1d6*10→4） 2-3 親の七光り…名家の出身。または親が有名人かも知れない。信用に+20% 【職業技能】 言いくるめ、聞き耳、経理、心理学、信用、値切り、コンピューター、商品知識として好きな技能を一つ（製作:珈琲） 【興味技能】 応急手当、隠す、図書館、目星 【経歴】 基本的に穏やかな性格だが、家族の悪口を耳にするととてつもなく不機嫌になる。瞬殺されるだろうが、場合によってはグーで行く。グーで。 父親の家系が代々短命。幼い頃から身体が弱く、それに加えて第二次性徴が来ない病気を患っていたが、性ホルモンの補充療法により子供を授かるまでに至っている。その影響か、かなり若く見られる。子供を作ることに対して、多大な恐怖を抱いていた。 自身が不自由な思いをすることは構わないが、家族に窮屈な思いはさせたくない性分。 両親から生前贈与としてまとまった財産を譲られており、それを資金として小さな喫茶店を経営している。子供たちが学校から帰って夜寝付くまでの時間に開店しているため、子供と接する時間が少ないことを気に病んでいる。 結婚以前は妻が自由の象徴だったが、子供たちが産まれてからは彼女らが輝く自由そのもの。日々健康であれば何も云うことはない。 妻に収入の面でも日々の生活の面でも頼ってしまっているため、せめて二人きりのときは甘やかしてあげたいと思っている。 夫婦喧嘩をすることは（おそらく）稀だが、妻の圧倒的なパワーに屈して有耶無耶になることが多い。 【妻との馴れ初め（任せた、と云われたので）】 見知らぬ女性に声を掛けられた。女性は苦手だ。彼女らは生まれついての役者で、平気な顔で嘘を吐く。特にこういった人の見てくれで好悪を抱いて来る輩が本当に苦手だった。 また声を掛けられたので初対面を装うと、目に見えて落ち込む態度を見せた。諦めてくれ。 道に迷っているところをあの女性に助けられた。邪険にしていた相手なだけに、流石に申し訳なさが先に立つ。そのまま去ろうとした女性に、今度お礼がしたいと提案すると、連絡先を交換して欲しいと云われたので頷いた。小さくガッツポーズをしていた。 その後も、不思議と交流が続いた。予想に反して、彼女は頻繁に連絡をして来ることも無く（して来たら既読無視してそのまま関係を切ろうとしていた）、煩わしさは感じない適度な距離感だった。ふと気づいた。思えば彼女は嘘を吐くところを、少なくとも会っている際は見たことがないな、と。 あるべきものが欠けてしまった自身の身体へのコンプレックスに比例して肥大化した女性への苦手意識。 彼女もまた、身体の一部を欠いていた。片目が見えにくいそうだ。 彼女に同情したわけではないし、同情を求めて彼女と交流を続けていたわけではなかった。ただ、なんとなく彼女と過ごす時間に満たされるような感覚を覚え、それを求めていただけなのだ。

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