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○桔梗至水(ききょう・しすい)/『Yes,My lord』HO2：従者 ・後頭部の高い位置で結んだ黒い長髪を天翔ける彗星のように靡かせ、夜のあわいところを掬い取った紫色の水面の瞳を静かに細めさせた人物。 ・すらりと整えられた容貌は涼し気で美しくあるが、華やかな気配は無く、主人の美しさを際立たせるための花を密やかに添える。 　主人の評判に決して泥を塗ることが無いよう、静かに、けれど鮮やかに、常に彼の後方に控えている。 ・名家・『一色家』に仕える従者であり、現在は一色ハルロドを主としている。 　ハルロドのことは、「ハルロドさま」「ハルさま」「ご主人(様)」と呼び、彼に対しては絶対的な忠誠を誓う。 　常に半歩下がった場所に控え、彼の言葉には即座に反応し、万が一にも何かが引き起こった場合は彼を護る盾として、そして彼の命を忠実に熟す矛として、流星が如くの働きを見せる。 ・彼が海外に居た頃から仕え続けており、彼の為に必要になる知識や技術を水面下で身に付ける努力を怠らない。 ・誠実で真面目ではあるが、その半面穏やかさと遊び心も持っており、接し方は丁寧ながら軽やか。 　常に嫋やかな微笑みを浮かべており、礼節を完璧に弁えながらも、堅苦しすぎない丁寧さで主人には接している。 　彼の命令は絶対ではあるが、言葉はそうではない。全てに従う訳ではなく、状況や場合によっては自身の判断で動くことも。 ・一色家の為ならば、ハルロドさまの為ならば、己の命を懸けることに一切の躊躇いなど無い。 　彼の為になるならば、己の身が例え朽ちようとも構わず、どれほどの怪我も、どれほど血を流そうとも、そして、己がどれほど血に塗れようとも構わない。 　叶うことならば、叶う時まで彼の成長を見守り、支え、守り、そして共に在りたいことが本音ではあるが。 　――――彼の未来の糧と成れるのならば、それほど幸福なことはない。 　そう、心から微笑むことが出来る。 ・幼少期に母親からフルートを教えられていた時期があり、実はさり気なく演奏できる。 　さほど上手い訳ではなく、手慰み程度。あまり奏でる機会はないが、それでも癖のように毎日フルートの手入れを怠ることは無く、大切にしている。 　主人から求められれば奏でることもあるが、あくまでも、主人のヴァイオリンの美しさをより一層深める為の花を添えるものの認識である。 ・その実、男装の麗人。 　代々一色家に仕える「祈叶」家の一人娘。 【特徴表】16：強固な意思 【フレーバー】1：アイリス「吉報」「愛」「情熱」 いつでも希望を忘れない。望めば必ず報われると知っているから。なにも悲しむことはない。泣くことは諦めだとわかっているから。 ○通過シナリオ ・『Yes,my load.』：SAN値-8,マーシャルアーツ+1 後遺症：永久の忠誠 お互いの精神力（MP）を常に互換する ＜『Yes,My lord』HO2：従者　秘匿情報有り＞ 秘匿HO２ 従者 あなたは主人が小さい頃に、主人と「血の契約」という魔術を行っている。 それは、既存の魔術に手を加えた、HO1の一家に古くから伝わる魔術だという。 また、そのことをHO1には話すな、とHO1の父親から強く言われている。 魔術がかけられた指輪に主人の血を垂らし、主人がそれを従者の指にはめる。 その指輪は、絶対に外せない。それは命を握る呪いである 。 その魔術の効果は、主人を必ず、命に代えても守るというもの。 主人の傍を離れたり、命令に逆らえば、心臓が締め付けられるように痛む。 しかし、主人を守る為に、あなたの肉体は指輪の効果により超人的なものとなった。 そして、あなたがもしHO1 より年下の年齢を選んだ場合、それは見た目年齢の話となる。魔術によって、見た目の変化が止まっているのである。 実年齢は、最低でもHO1と同い年、最高で40代前後（HO1の父親と同い年程度）となる。 主人であるHO1 のことをどう思っているかは、自由に決めてよい。 何も知らない主人のことを憎むのも、愛するのも自由だ。 だがあなたは、自分の意志とは関係なく、主人に逆らうことができない。 STR ・ CON ・ DEX に＋ 10 回避・目星・登攀・跳躍・MA ・任意の戦闘技能と銃火器技能（いくつでもいい）の技能値が全て＋ 50 される。 自動成功の値でもダイスを振る。 100F のみ致命的失敗となる。

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