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いちのせ なおと クリアシナリオ 【好きです、○○さん(KPC)】【純愛、故に(KPC)】【○○しないと出られない部屋～お前らくっつけ～】 一ノ瀬 結(ｲﾁﾉｾ ﾕｲ)という名前で脚本家をやっている。 主にほの暗い恋愛物語を書いていて名前も結だからかファンの間からは女性だと思われている。 実際直人は顔を出していない所か声なども一切出していないため謎多き人物である。 直人の中では自分は男性だが女性だったら彼に近付けていたのかなぁ、と考えてはいる。 が、少しでもいい人になってあわよくば、と考えているので見た目などには人一倍気をつかっていた。 私生活では関西弁。 編集さんとかと会う時は標準語で話す。 現在ホストの迅水 司颯と恋人関係にある。 以下○○さんネタバレ 小さい頃から自分に自信がなかった。 容姿は平凡で、特別頭がいい訳でもない。 小3の頃に両親が事故で亡くなり祖母がいる関東に引っ越してきた。 関西から来た自分を友達と受け入れてくれる人は誰一人いなかった。 いつも教室のすみにいるような直人を挙句いじめてくる人さえ出てきた。 「態度が気に入らない」「口調が気に入らない」 小学生のいじめる理由なんてそんなものだった。 前以上に自信がなくなった直人は学校の帰り道、いじめっ子に絡まれ大切なものを奪われてしまった。 そのままどこかに投げ捨てられてしまいいじめっ子は去っていってしまった。 去った後、泣きながら探しても見つからなかった。 辺りも暗くなってきてもう諦めようかと思っていた頃1人の男の子が差し出してくれた。 些細なことではあったがからっぽであった直人が彼に恋に落ちるには十分すぎるほどであった。 卒業式の日、勇気をだして彼に話しかけた。彼は答えてくれた。アルバムに言葉を書いてくれた。 後に卒業アルバムに彼の夢が書いてあり彼が俳優になるなら自分は彼が演じたいと思えるような物語を書くことにした。 数年後、祖母が亡くなりその影響かスランプに陥り彼は未だテレビに出ることはなく、もういっそ死んでしまおうかと考えていたところで女性と共に歩く彼と再会を果たす。俳優とは随分と離れた彼だったがそれでも好きだった。

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