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職業ベース：放浪者(基本ルルブ6版) 職業技能：言いくるめ・聞き耳・隠れる・忍び歩き・心理学＋個人的な技能で運転(バイク) 興味技能：図書館・目星・機械修理・電気修理・運転(自動車) 一人称：俺 幽の呼び方：幽、兄貴(幼い頃は「兄ちゃん」と呼んでいた) 淡白な気質で基本的に表情はあまり変わらない。 兄の幽が心配性というか気にしがちなタイプなので、これ以上悪化しないように「そんな気にするな」といった感じであえて素っ気ない受け答えをする。 大学には進まず高卒で働いている。昔から幽の治療費等で出費が嵩んでいるだろうと思い早々に大学進学は諦めていた。 バイトで貯めたお金で高校在学中にバイクの免許を取得し、両親が何か言ってくる前に卒業後の就職先(教習所の教官に紹介してもらったバイク便会社)も決めていた。 幼い頃は自分の境遇に寂しさや憤りを覚える時もあったが、中学生になる頃には「まぁ仕方ないか」と諦念混じりに受け入れていた。現在は割り切っていて、出来る限り自分のことは自分で何とかして好きにやる、というスタンスで過ごしている。 家に居るのは基本的に深夜から早朝までの短い時間だけで、それ以外は仕事等で外に出ている。(家族と連絡は普通に取り合ってるので、何か用事があって呼び出されれば赴く。) 趣味はバイクでの遠出。一人で気ままにツーリングして景色や星空を眺めることが好き。 両親や兄のことは別に嫌いではないし、大事な家族だと思っている。 しかしそれと同時に、兄である幽に対して理由の分からない憎悪のような念を抱いており、そんな精神状態にある自分が幽の近くにいるのはよくないと考えている。 数年働いてそれなりに資金も貯まったので、来年あたりには一人暮らしをして家族、もとい幽と物理的に距離を置こうと心に決めていた。 近々両親に話をしようとしていたが、そのタイミングで両親が事故で亡くなってしまった為、家を出ようと思っていたことは結局誰にも伝えられていない。 両親が亡くなったことはもちろんショックだったが、事故の際に同席していた幽は自分以上にショックを受けて床に臥ってしまっていたので、喪主として葬儀の準備や手続きに追われて感傷に浸る余裕もなかった。 両親がいなくなってしまったので少なくとも当面は幽を一人きりにすることはできない、でも自分の中にある彼への憎悪も看過できない、と板挟み状態。 今回のドライブで幽とゆっくり話して、自分の感情面も整理したいと考えている。 「俺のことは別にいいから、幽は自分の心配しろよ。またぶっ倒れても知らねぇぞ」 「『今日も夜まで仕事あるから、飯は大丈夫』…と。さて、もうひと仕事するか」 「…久しぶりに、ドライブにでも行かないか？気晴らし程度にしかならねぇと思うけど、このまま塞ぎ込んでるよりマシだろ」

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