タグ： 日日是クトゥルフ Apocalypse

幼い頃から体が弱く病気がちであり、同じく病気がちで小児院で顔を合わすことの多かったアマデウスと無二の友人となる。将来は共に医者になることを約束する。 頭の回転が遅い訳ではないが人と会話の阿吽を合わせることが下手で普段話す相手以外と会話をすることが不得意。 (ex.子どもに向けても専門的な言葉を使う。理解できる言葉に噛み砕いて説明することができない。説明しようとすると大変時間がかかる。) 論理的に物事を捉えるが、思考を頭の中に留めて熟考する癖があり日常生活において1、2の説明を飛ばして3の行動に出るために周囲からしたら突飛に見える行動をとることがある。 アマデウスの途切れない会話の種や話のうまさ、気遣いができるところを社会生活に適性があるなぁと見ている。 はじめはアマデウスと共に臨床医を目指していたが、自分は人と直接関わりケアをする仕事に適性が無いと判断し、研究医を志す。 治療法が見つかっていない病気の治療法や医学の発展に役立つ新しい発見をすべく日々励んでいる。 　アマデウスが臨床で得た実例を元にシドが研究をし、結果をアマデウスにフィードバックするという協力関係がある。 目に見えて成果のある臨床に比べ進展がほぼ無いと言っていい研究分野に専念するのは人と上手く関われない自分も少しでも医療に貢献したいから。 「臨床はアマデウスがいるから」と信頼と少しの甘えを抱いている。 アマデウスに対しては信頼と尊敬の念はあるが、劣等感を抱くなどはせず良き友として大切に思っている。 家族や友人、大切な人達の幸福な生活を維持・貢献したくて医療に従事している。 何不自由ないこの生活も幸福だと思っている。生まれた時からこうだったので特に疑問を抱いたことがない。 　物語の世界に、本人も明確に自覚はしていないが忌避感を抱いている。花や動物、宇宙。ここには存在しないものが活き活きと描かれている物語を見ていると、まるでこの世界に何か足りていないような、決して見ることの叶わないそれを見てみたいと、そんな感情を抱いてしまう。心なしか楽しそうに物語を読むアマデウスに水を差す訳にもいかないのでそのことを話したことはない。アマデウスが物語を読んでいるとつい「アマデウスは大丈夫なののだろうか…？」と気に留めてしまう。 学術的・客観的にものを見る反面、本ばかり読んで育ったためか私生活に関しては抜けたところが多い。個人の事情に踏み入り過ぎたり、人慣れをしていなかったりとやや空気が読めない行動をする。 顔は悪くないが身嗜みに無頓着で見た目の印象が悪い(APP13) 寝食も忘れ研究に取り組むきらいがあり、生活能力が低く、よくラボに寝泊りしてアマデウスや家族に心配をされている。 家族構成:祖母父母姉妹の6人家族。 父:ドミ…厳格な父。仕事で殆ど家にいない。官僚。 母:ララ…常に微笑みを称えているが隙や抜かりがない。容姿と雰囲気はシドに近い。 姉:ミラ(36)…母に似ている。既婚。弁護士。 妹:ソラ(24)…活発な妹。健康。心配性。救急救命士。 父と妹以外シドと同じように体が弱い。周囲に体の弱い者や病気の人が多かったこともシドが医者を目指した要因の一つ。 顕微鏡で検体を探すことが得意(目星) 患者も気付かない心理状態や変化を診察で汲み取る(心理学) 医学部6年(24)→臨床研修(小児科)(26)→大学院生5年目(31歳) Apocalypse ネタバレあり 壁が崩れて数年。インフラの整備や衛生管理が進み、広がる世界で臨床医として積極的に携わった。 花や虫が存在する世界は物語以上に刺激的で、机上の空論のような出来上がった幸福のようにもいかなかったが、今の世界を愛していた。 自分と、もう一人の英雄とが人類を代表して切り開いた未来。 ずっとずっと、彼が起きるのを待っていた。

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