タグ： なゆ 傀逅

いちじょう　けい やる気のない養護教諭。 「怪我した？なめときゃ治るだろ」とか言いつつ治療はしっかりする。 保健室で煙草吸っていたら校長に見つかって怒られた（その後は屋上で吸うようにしてる。移動するのがいちいち面倒くさい） 椋とは腹違いの兄弟。自分のハハが5歳の時に事故って死んでから、椋の家族に引き取られる。 ”家族”に馴染めずにいつも椋と言い争いからの殴り合い、蹴りあいの喧嘩をしていた（勝った試しがないがそのおかげで喧嘩には強くなった） 喧嘩の度に椋の母親に一緒に手当てしてもらうことに。「バカだね、あんたたちは」とその度に優しく手当してくれたのが今の職に就くきっかけになったのかも。 学生の頃に椋への気持ちに気が付く。それが恋なのか執着なのかは分からない。自分の中でドロドロした感情だけがこびりついて剥がれない。最初は母親に似ていたからかもしれない。 次第に大きくなっていく感情に蓋をしなきゃと思っていたのに椋が無理やりこじ開けて踏み込んできた。 お互いに言葉にすることはないが、きっとお互いに思いあっている。 それからはなし崩し的に二人暮らすようになり現在に至る。 よく、ソファを背に床に座っている椋の背中で暖をとる。 椋と苗字が違うのは引き取られる際に母親に苗字だけは変えなくていいと言われたから。 腹違いでも自分を引き取って育ててくれたことに感謝している。

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