タグ： 令嬢

ベニトアイト家の令嬢。 非常に落ち着いた性格で、立ち振る舞い一つに気品が満ちている。(話し方は女騎士のような感じ。) 一言で言えばお姉さん気質。 髪の色は暗めの茶色。瞳は非常に発色の良い青色をしている。 要領がとても良いため一度学んだことは忘れない。手がかからない…というより、手が「かからなさすぎる」ため、本当に15歳なのかと錯覚するほどである。 ＊＊＊ 世界は素晴らしい。 数多くの生き物たちが生息し、それらがバランスをとって世界を繋いでいる。美しい草花はか弱い動物たちにその身を捧げ、それらを食んだ動物たちはより大きなものたちの糧となり、最後には土に還り植物たちに命を与える。 私は植物と同じ。私が命を捧げれば、愛する街の人たちは幸せに過ごすことができる。一人ひとりの幸せは、さらなる大きな幸せを呼ぶ。私と植物が違うのは…私に幸福が巡ってくるわけではないこと。 それでも、私の犠牲でこの世界が美しく、素晴らしく在れるのなら…喜んで身を差し出そう。 そう思う一方、籠の中で学べば学ぶほど外界の美しさに触れたくなり、外に出たいという気持ちはふくれ上がっていった。 生物学を学べば、この世の美しいものたちと触れ合いたいという欲求が。 天文学を学べば、この足かせを外して星のよく見える場所で寝転びたいという欲求が。 心理学を学べば、自分が学んだこの学問の通り、他の人たちも動くのか？と観察をしたい欲求が。 学べば学ぶほどこの世の美しさが心にしみて、苦しくなってしまう。しかし、いくら苦しくても学ぶことを止めることはできなかった。 知識さえあれば、夢の中で遊びに行けるから。 自分を無理やり納得させながら生きてきた彼女は、いつからか年相応さを失いどこか達観したような性格になってしまった。 ＊＊＊ やりたいこと 動物と触れ合いたい 誰かと一緒にご飯を食べたい ネス川に伝わるおまじないをしてみたい

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ