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基本ルルブ　ミュージシャンベース 特徴表 ◆4-7 眼鏡をかけている：探索者は常時眼鏡を必要とする。眼鏡を失えば、視覚に関する技能はキーパーの判断で20%減少することもある。 D特徴表につき、1d6=3→30Pを技能ポイントに追加。 ◆3-7 俊敏：どんな時でも鋭く素早く状況を把握できる。【回避】の基本成功値はDEX*5である。 本名：芦岡　悦葵（よしおか　のぶき） プロのオーケストラ奏者の母親と指揮者の父親の元で育ち、幼い頃から英才教育をうけた。 母親がマリンバの有名プレイヤーだったため、必然的に打楽器を専門として小さな頃から留学や有名どころの音楽専門学校に通う。 秀でた才能があったため教師陣などからは一目置かれていたが、 寡黙な性格が災いして友人関係はかなり狭かった。 その中で高校時代に初恋をする。初恋の相手は、男性教師。 叶えられない恋と相手に対する嫉妬、自認している性の悩みなどを抱えて苦悩の日々を送ったが、そんなものがクラシックな音楽だと自分は表現しきれないと悟る。 もちろん同級生、特に女性などは早熟で、楽器によれば高校生のうちにそのような切ないものを表現仕切っている者もいて、それを初めて認識した時は嫉妬でおかしくなりそうだった。 その後血眼になって猛練習したが自分が納得できる演奏方法はついに見つからず、 しかしながら有名音楽大学、さらにフィルハーモニー楽団への入団もスイスイと決まっていく。 とにかく、才能だけは彼には他の人間の目を見張るものがあったのだ。 その時点で「自分が表現したいものがこんなに未熟で未完成でも求められてしまうのか」と、脱力してしまう。 以降、機械のように淡々と細かい技巧を表現していくだけの日々、が続いた。 そんな日々が続いたある日、あるロックバンドのリーダーに声をかけられる。 それまで全く興味のなかったドラムに触れてみると、自分の10代で止まっていたあの感性、本当に表現したかった音が溢れてきた。 自分の居場所は…きっとここだ！！！！ 彼は自分の「愛」を表現すべく、ロックバンドに加入することにしたのだ。 交響楽団を退団してからオカマ口調・メイクをし始める。 女性らしい格好の方がなんだか落ち着くことがわかった（性同一性障害ではない）。 いまでは寡黙でもなく、バンドのメンバーのご意見番みたいになっている。 悩みがありそうなメンバーがいたら寄り添い、一緒に悩んであげる。 イメージはミッツ・マングローブ。 左首から腕全体にかけてタトゥー。ムソルグスキーの言葉。 「Искусство - это не самоцель. Это средство выражения людей.」 （芸術はそれ自身目的ではない。人間を表現するための手段である。） 1.いつ頃から音楽を始めましたか。きっかけは何ですか。 音楽を始めたのは３歳だか４歳だかの頃よ。 きっかけは完全に父親と母親の影響ね。音楽一家だったから。 当たり前のようにクラシック一本だったけどね。まあ嫌いじゃなかったし、 子供の頃は楽しいの一点でやってた節もあったから。 2.担当楽器へのこだわりは何かありますか。 わたしはドラムは、舞台美術みたいなモンだと思ってるわ 役者とはちょっと違うけど、実はその音楽の色というか パッと耳に入った時の世界観を担っているというか… だから、聞き手の心とか頭とかにすっ…と入っていけるような音を表現するように心がけているわ。 煩すぎないけど、目立つ時もあるけど、肌に馴染むようなね。 あの子たちの邪魔もしちゃいけないけど派手な時は一番派手になるような楽器だから バランスがまあまあ難しかったりするわよ。 3.あなたにとって「ロック」とはなんですか。 私にとっての「ロック」は、私の中の「愛」を表現できる場所、ってことね。 愛を表現し、創造し、解き放つの。 ロマンチックでしょ？そう、ロックはロマンチックなの、とても。 シナリオ「誰がロックを殺すのか」 HO4 あなたには音楽の才能がある。 全ての〈芸術（楽器演奏）〉の初期値が5ではなくDEX*2の値となる。 【秘匿HO】 あなたは幼い頃から音楽に触れて育ってきた（それはロックでは無い音楽だったかもしれないし、様々な音楽だったかもしれない）。 いつだったか。あなたの頭に、誰かの声ともとれる音が囁いた。 『──力が欲しいか？』 その時から、あなたには更なる音楽の才能が芽生えた。突然のことで初めは戸惑っていたあなた。 しかし、その力を受け入れたか受け入れていないかは別として、今ではバンドでその能力を大いに発揮して貢献している。

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