タグ： コハク

中学校で技術を教えている教師。 教師をやる傍ら、「かちうま」という名前で馬の被り物をつけたゲーム実況者をやっている。 技術の先生になったのも、ゲーム好き、機械好きが高じて身につけた技術が生かせるから。想像していたより時間が取られること以外は特に不満はない。 口が悪い自覚があるのでなるべく職場では喋らないようにしている為、周りからは無口だと思われている。 今、 以前より少し、「教師」という職に前向きになった、気がする。 技術室が時たまゲーム教室になるとかならないとか、そんな噂がある。 「…あー、今日は用事があるんで帰りますわ、じゃ、お疲れっした」 通過シナリオ 「ソープスクール」 「まっかな花と船渡り」 「楽園籔谷合戦城」 以下、ソープスクールHO1　内容あり いじめの原因は、今でもよくわからない。なにかをしたわけでもないし、掃除や授業、行事も、程よくやっていただけだった。ただただ理解出来なかった。小学校からの友達に無視されていくのも、体格のいい同級生に殴られるのも。なんとなく思っていることと言えば、小学校低学年の頃、顔に怪我を負い、出来るだけ傷を見せないように年がら年中マスクをしていたことが、「病原菌」というくそったれなあだ名の原因なんじゃないか、ということくらい。 小学生の頃は普通にやんちゃをし、外で駆け回るような子供だった。学校でどれだけいじめられようと、自分を「強い子」だと思ってくれている両親に心配をかけたくないが為にずっと言わないでいたが、限界を迎え、ぼろぼろになっていたところを両親が気づいてくれて引っ越すことが出来た。 それ以来、家族以外の存在をあまり信じられず、人と距離を開けるようになった。転校してからは、人とのかかわりを避け、家でゲームをしまくっているうちに今のような人生に至る。 担任になったのはたまたま、ゲームの時間は減るし、どちらかと言えば面倒くさいと思っている。クラスにこれといった愛着はなく、最低限見て、最低限間を取り持つようにしていた。嫌われることもないが、仲良くなることもなく、適当に。自殺した生徒に関しても、自分の過去を重ねるのも何か違う気がして、「多少他より気に掛けよう、何かあった方が面倒だし」それくらいの気持ちで見ていたが、その生徒が死んだことで「人は案外簡単に死ぬこと」を思い出した。なぜ死んだのか、気になっている。 『真壁勝馬先生からの視線は冷たい』

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ