タグ： 朱絽荘の住人

一人称：オレ　二人称：お前　三人称：～さん、～先生、生徒は名字で呼び捨て ハキハキ、さっぱりした性格の、白鳥第二中学校の体育教師。 弓道部の顧問もやっている。 身長が低い事と、まだ新人の部類であるため、人に舐められる。 いつも笑顔でいるとはいえ、舐められないようにしっかり怒る時は怒る。（目が笑ってない） 100%初見で名前を正確に呼ばれない。 奇抜で元気溌剌系と思われがちだが、ある程度落ち着きはある。 というよりは、どこか冷めてる。 でも人の懐に飛び込んでいくパッションは持ってるはず！ 猫と鯖缶をこよなく愛している。 ▼特徴表　3－3　飛ばし屋 空間把握能力に優れている。あらゆる＜操縦＞技能の基本成功率は50％である。 ▼以下シナリオのネタバレあり＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 昔、親からDVを受けていた腹いせに、いじめを行っていた。 内容は、肉体的なもの、精神的な物、性的な物までフルコース。 ご飯くれないわ、殴られるわ、気持ち悪い事されるわ、散々だった。 一番の地雷ワードは、親から言われた「女の子ならよかったのに」。 家では大人しい反面、どうせ授業参観にも来ない、稜に興味のない親の目の届かない場所（学校）では、反抗心でいっぱいだった。 笑顔で居るのは、癖に近い。 暗い顔をしている時より、笑っている時の方が親の機嫌がよかったので。 また、笑顔で居れば他人からの印象もいい。 中身の悪さを印象の良さでカバーする。打算的。 人の手が嫌いなので、かわりに足癖が悪い（？） 嫌な事、暴力からはすぐ逃げようとする。　★好きな戦闘技能に+40％→回避 弓道と出会ってからは、少しは気分も落ち着いた。 1人弓を引いて集中していれば、嫌な事もムカつく事も忘れられる。 あと身長が無くても馬鹿にされない。 親が再婚し、再婚相手との間に子供ができてからは、自分へのDVはなくなった。 妹の事は嫌いだが、親が妹にしか興味が無いので気が楽。 今は家を出て一人暮らし。 体育教師になったのは、きっと未練があったから。 きっと、多分そう言う事なんだろうなってぼんやり思ってる程度だけど。 最初は、いじめの事、自分なら別の視点でフォローできるのでは？と思っていたけれど、 そううまくは行かない程度には心（と体）が未熟。 ▼自殺した生徒について 辛い時こそ笑ってんじゃねぇよ、と、ある種同族嫌悪のような感情を抱いていた。 生徒に近づきすぎれば感情を殺しきれないと思い、関わらないようにしていた。 自殺した事を悲し気に話す事もあるが、心の中では色んな感情が渦巻いてる。 自殺をする前に話してくれれば、歩み寄っていれば、何か変わってたかもしれない。 でも、もしかして、それは「自分はそうされたかっただけ」なのでは？ 苛立ちと、嫌悪感と、やるせなさを消化することなく、無関心で蓋をして平静を保つ。 生徒について聞かれれば、普遍的な返答で悲しそうに話します。 ▼先生たちの所感 ・宗方先生（なっちゃん先生） 目つきが悪いだけで、特に悪い人では無いと思う。 真面目で生徒思いの人。 …あんな事を知った以上、この人に嫌われても仕方ないかもしれない。 特に言及してこないし、自分からできる事は…いつも通りに振舞う事ぐらいかな。 今のクラスの卒業を見守った後は辞めちゃうらしい。 ・愛染先生（うみちゃん先生） 穏やかに話してくれる人。物静かな人なので、接しやすい。 と、思っていたけど、結構強引な人だったし、その…深い、愛情？ってのが、凄い…なんて言うか。 とにかく、大切な人の為なら何でもできるような一途な人。 その手には少し身構えてしまうが、この人も違う学校へ行ってしまうとか。 ・箕嶋先生（よしちゃん先生） 変な日記付けてる人。面白い。 話せば話してくれるような人なので、ついつい話しかけてしまう。しかしこの人も結構強引だった。 色んな事があったようだけれど、まあ…今が幸せ、なら…？ この人は妹の通う学校で、まだ美術の先生を続けていくらしい。 少し、寂しくなりますね。 暴力を振るわれていた事も、いじめを行っていた事も…全部全部、操られていた事だとしても。 やられていた事、やってきた事、全て許されるべきではないと思ってる。 身に降りかかる暴力への恐怖も、必要とされていない事の虚しさも、空腹も、…嫌悪感も全部残ってるし アイツに追わせてしまった傷も、見えない傷も、どれも忘れてはいけないし、忘れられないし。 時々、自分の人生って何なんだろう？と思うけど。 それでも、オレはオレなりに生きていく。……んだと、思う。

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