タグ： miyoh 白鳥第二中学校

ソープスクール　HO3先生は優しく話してくれる ◆職業：看護師ベースのオリジナル／養護教諭 ◆特徴表：2−7　珍しい技能／探索者は［INT×5］%の、日常生活には役に立たないが特定の人を感心させるような技能を1つ、キーパーと相談した上で持つことができる。／芸術(ハグ)：この技能に成功すると、相手の心を安心させる最高のハグが出来る。対象が10代女子に限り、対象を1D3のSAN回復。 ◆カラーコード：#83ccd2（白群） 一人称：僕　二人称：君、貴方　三人称：◯◯さん、◯◯君、◯◯先生 白鳥第二中学校の養護教諭。 愛染 海未『未だ海は愛に染まらず』 彼の心は満たされない。愛で満たされることはない。 彼の優しさは、心の壁の表れ。 ---------- 愛情を知らずに育ち、いつも自己主張することを諦めて他人の気持ちを優先させて生きてきた。 僕がニコニコしていれば、周りを怒らせないで済む。 僕がみんなに優しくすれば、みんなも僕に優しくしてくれるはずだ……。 知らない家族、知らない親、最早血の繋がりさえない遠い親戚の家まで数々の家をたらい回しにされ、時にはその家人から手酷い苛めを受けてきた。 怪我の絶えない子どもだった。 保健医を目指したのは、中学時代のある日、保健室の先生に生まれて初めて自分とまともに向き合って優しくしてもらったのがきっかけだった。実の父にさえ愛情を注がれることはなかったから。 校庭で怪我をして、涙を堪えながら入っていく保健室は夕陽が差し込み、とても静かで安心する空気を滲ませていた。 その日先生に、自分を引き取ったばかりの親戚の養父からの暴行の傷を見つけられ、ひどく焦ったが、彼は優しく、優しく言葉を紡いだ。 ずっと、ここに居たいと思った。 ここに居られるようになろうと、思った。 不純な動機。ただ、安心する居場所が欲しかっただけ。 最初は彼の優しさを求めて。 その次は。 ……保健室に入り浸るようになって分かったのは、ここには自分よりもひどい怪我をした子どもが時折来るということ。 自分よりも、惨めで、可哀想で、普通なら目を背けたくなるような…… けれど、魅入られてしまったのだ。 涙でぐちゃぐちゃに醜く顔を歪ませ、痛みを訴える"自分よりも可哀想な生き物"に。 小児科医の道もあったが、病院は非日常だ。 学校という何でもない日常生活の中で、数分前まで笑顔で日常を謳歌していた子どもに不意に起こる不慮の事故だからこそ、唆られるものがある。 そう、僕は傷ついた子どもを見るのが大好きだったのだ。 いくらか自分が救われるような気がするから。 僕はまだ、惨めじゃないんだ、って。 今の仕事は楽しい。 傷ついた子どもを見るとついつい笑顔になってしまう。 だから優しく、優しく慰める。 僕の手で優しく痛みを癒してあげる。 僕が優位にいることを噛み締めながら。 周りの先生たちとだって、僕は上手くやれているはずだ。 そして出会ってしまった。 美影杏に。 最初は彼女に興味がなかった。 彼女が初めて、ちょっとした怪我をして保健室に現れた時も、いつものように皆と平等に優しく接して保健室から出ていくのを見送った。 彼女のほうは、少しだけ嬉しそうに見えた。僕の待遇が珍しかったのだろうか。 彼女は少しずつ僕のところに通うようになった。 話を聞くうちに、彼女の家庭環境が自分ととても似ていることを知り、いつの間にか、僕自身も初めて他人に自分の境遇を口にしていた。中学時代のあの日の保健医にさえも、結局自分の境遇を語ることはなかったというのに。 不思議と彼女には、聞いてもらいたいと……分かり合いたい、痛みを分かち合いたいと思える何かを感じたのだ。 今にして思えば、これが恋心だったのかもしれない。 気がつけば自然と互いに惹かれあっていた。 自分でも少し、どうかしているということは分かっている。 年齢は一回りも下で、さらに言えば教師と生徒である以上、恋愛なんて以ての外だ。 けれど、止められなかった。 保健室で唇を奪ってしまったこともある。 杏は自宅に居場所が無く、いつもあまり帰りたくなさそうにしていたのをいいことに、金曜の夜は一人暮らしの僕のマンションの一室に連れ帰った。 ご両親には、友達のところに泊まると嘘をつかせて、彼女が部活の無い日は土日中も一緒に過ごした。 杏は僕の料理を本当に美味しそうに喜んで食べてくれる。 幸せそうな彼女の顔を見るのが好きだった。 僕は、杏にたくさん愛の言葉を囁いた。 彼女を泊めるたびに、このまま彼女を家に帰したくない気持ちになる。 家に帰れば、そこにあるのは彼女の地獄だ。 杏が何処に泊まろうと、連絡をさせたところでほとんど気にも留めないような親だ。憎しみさえ込み上げる。 僕は、杏を幸せにしてあげたかった。 初めて、泣き顔ではなく笑顔が見たいと思える人に出会えたのだ。 初めの頃は、どうにか理性を保って、杏と添い寝はするが手は決して出さないようにしていた。ぎゅっとかたく抱きしめて眠ると、杏はとても温かかった。その温もりが愛おしくて、いつまででもこうしていたいと思えた。 けれど、泊めるような関係になってから三ヶ月目くらいの頃、ついに歯止めが利かなくなってしまい、身体を重ねてしまった。 杏には何度も何度も確認した。本当にいいのか、と。杏は頷きながらも年相応に最初は少しだけ怖がっていたが、喜んで僕を受け入れてくれた。 初めて杏を抱いたあとは、自分の我慢の限界はこの程度……たった三ヶ月程度なのか、とひどく落ち込んだものだが、杏がとても幸せそうに僕を宥めるので、なんだかすべてどうでもよくなってしまった。 この関係が、ずっと続けばいいのに。 杏が高校までちゃんと卒業したら結婚しようと、そっと約束を口にして。 なのに。 なのにどうして。 杏。あの日々は。 僕たちのあの幸せな日々は幻だったのか？ まるで胸に穴が空いてしまったみたいだ。 ああ、杏の最期の言葉が知りたい。 杏の……本当の気持ちが知りたい。 遺書には、なんとあったのだろう。 ----------- 高校生活最後に預けられていた家に、 そこそこの手切れ金のような金を渡されている。 父親が遺した財産はたらい回しにされるうちに何処かで使われて無くなってしまったので、せめてもの温情だった。 『大学からはこれで一人で生きなさい。 そして私たちと二度と関わらないように。』 高校時代にバイトもしていたので、手切れ金で大学も問題なく通え、マンションの一室もローンで持てるくらいには安定した生活をしている。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◆名前：愛染 海未（あいぞめ　うみ） ◆年齢：27歳 ◆性別：男性 ◆身長／体重：177㎝／57㎏ ◆髪色：白群 ◆瞳色：白群 ◆出身：日本 ◇誕生日：4月6日（牡牛座） ◇血液型：O型 ◇利き手：左利き ◇家族構成：なし ◇イメージボイス： ◇イメージソング：「優しい人」／　yama 　 https://youtu.be/cYw6HfPWyUU ◇備考：アネモネ／儚い恋、恋の苦しみ、見捨てられた、見放された　シナ勿忘草／真の愛情 DEXが神なのでキスとか愛撫とかセックスが死ぬほど上手いです。一体何処でそんな技覚えたの先生？ でもそれを披露出来る最愛の彼女はもう居ないのです。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【通過シナリオ／関係者】 HO1：宗方 七槻（宗方先生） 優しく接しても優しさが返ってくる気配がない。正直怖い。 https://charasheet.vampire-blood.net/3477239 HO2：七五三掛 稜（いず君先生） 笑って話してくれるので比較的話しやすい。 けれど心の内側にまでずけずけと踏み込んでくる感じが正直怖い。 https://charasheet.vampire-blood.net/3477338 HO4：箕嶋 佳尚（箕嶋先生） 優しく接しても無表情だからどう思われているのかよく分からない。本当は嫌われているのかな。正直怖い。 https://charasheet.vampire-blood.net/3477334 1 ソープスクール　／　エンドB 2 家の中を歩いてみよう（NPC参加、PC：箕嶋 佳尚）／　エンドA 3 Kの独白（KPC：角川 円（かどかわ　まどか））　／　END0　6C1F 4 Kの静黙（KPC：角川 円（かどかわ　まどか））　／　END1 ※※※以下、通過シナリオのネタバレ※※※ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【経歴】 ◆狂気の症状（過去履歴） ◆負傷・傷痕 血を捧げる際のリスカ痕が右手首にある。 ◆読んだ魔導書、学んだ呪文 ◆AF ◆遭遇した神話生物 イゴーロナク ◆備考 ソプスク秘匿HO ▼過去 あなたの両親は幼い頃に離婚しており、中学生の時に自身を引き取った父親を亡くしています。元母親とは連絡が取れず、父方の親戚を転々とし誰の愛情も受けず、誰にも心を委ねることができず孤独の人生を歩んできました。いつか誰かを心から愛し、誰かに心から愛されたいと思っていました。 ▼自殺した生徒について よくあなたがいる保健室に来ていた生徒です。そしてあなたはその生徒と「生徒と教師」以上の関係を持っていました。彼女もあなたと同じで両親の仲が悪く家庭で居場所が無いと話していました。HO①先生が担任のクラスでも、HO②先生が顧問の部活動でも居心地が悪いとも話していました。あなたは本人から聞いた事なら彼女の事について様々な事を知っています。 ★精神分析+50%

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