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クトゥルフ2015　芸術家ベース 特徴： ・影が薄い ・勉強家 大学１年 ごく普通の家庭に産まれる。 裕福ではないものの、年に１度は家族全員で旅行に出かけるような仲の良い家族だった。 しかし、生まれつき＜哀しみ＞という感情を抱いたことがなかった。 友人や同級生たちが泣いている姿を見て、いつも小首をかしげていた。 中学生時代のある日、一番仲良くしていた友人が病に伏し、亡くなった。 「いなくなってしまった」と寂しくなったが、涙は出なかった。 クラスメイトたちと共に葬式に参列した時も、周りは涙を流しているのに自分だけはただ眼を閉じた友人を見つめるばかりだった。 「悲しくないの？どうして泣かないの？」とクラスメイトに聞かれたとき、「悲しいって何？」と返してしまう。 その時のクラスメイト、両親、先生、知らない人間。皆の眼が忘れられない。あれは化け物を見るような目だった。 次の日からクラスメイトとの会話は減り、気が付けば友人はいなくなっていた。両親も「どうしてあんなことを言ったの」と責め立てた。 周囲の反応は間違っていないし、正しいと思う。間違っているのは、異常なのは自分なのだ。自分は人とは違うのだ どうして自分は＜哀しさ＞を知らないのだろうか。いくら調べても原因は分からなかった。 友人と遊ぶ時間を勉強に費やしたため、成績はそれなりだった。進学校に入学するために地元から離れ、一人暮らしを始める。 高校に入学してからは、自分が他人とは違うことを悟られないように話を合わせるようになった。 高校・大学と、うわべだけの友人はできたが、心から気を許せるのは「本多」くらいだ。 ■その他設定 将来の夢は漫画家。昔から本や漫画が大好きでたくさん読んでいる。 <哀しみ>を知らないので他の人より不利だと分かっているが、絵と言葉で感情を動かせる漫画家になりたいと思っている。 ・性格 謙虚というより卑屈。おどおどしている。 自分の意見を言う前に相手の顔色を伺ってしまう ・一人称は僕 X2U 文豪×現代探索者 PC2 2020/10/25

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