タグ： るいこ

作家名：芦原 大登（あしはらだいと） 本名：祝 始（はふりはじめ） 25歳 / 男 / 191cm / 作家（職業ベース：作家/2015） 一人称：自分、私 二人称：あなた、苗字＋様 好き：小説、SF、綺麗な景色、人間 苦手：難しい感情 特徴表 【素早い】柔軟さと軽快さを併せ持っている。DEX+1 【俊敏】どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率が[DEX*5]になる。 「世界は美しい言葉で溢れていますね」 「自らの意思で、文字を綴ることに決めたのです」 ▼通過シナリオ ・Nobody*2 / ho2 ・本翅の彩度 ________ 非常に礼儀正しく丁寧な青年。 誰に対しても丁寧な敬語で話しあまり怒りも笑いもしないため、一見ロボットの様な印象を受けがち。だが最近はぎこちなくも笑うことが増えた。 また冷酷な印象を受けるため初見では恐ろしく感じるかもしれないが、実際は道端に咲く花にすら慈しみを覚える心優しい人間である。 また非常に好奇心旺盛で目に映るあらゆることに興味を持つ。 綺麗な景色や芸術に対し強い関心があり、最近趣味でカメラを始めたがまだまだあまり得意ではない様子。 正直自分は生み出すより壊す方が得意だと自覚しているが、それでも何かを壊すのはやはり好きではないし、今は小さなことでも人の幸せになるものを生み出したいと思っている。 というわけで現在は1人で旅をしながらSF小説を執筆している。 SFというジャンルを好むのは未知の可能性や世界について考えるのが好きだからである。 以下、Nobody*2のネタバレを含みます。 かつて大登は無機質で冷たさを感じる青年であった。 誰に対しても堅苦しいまでの敬語で、ロボットのように平坦な口調で話す。 感情の起伏というものが全く感じられない。 論理的な思考に基づき、効率を優先する壊れた人形。 人を形作るのは経験と環境だと言うが、ならばそれらを持たない人間には形がないのだろうか。だとすればもうそれは人のような別の何かである。 かの男は無であった。 本当は経験や思い出、愛や憎しみの感情、それらが入るはずの脳の容量には代わりに、莫大な知識が詰め込まれた。 彼の脳は空いた隙間を埋めるようにただひたすら貪欲に知識を求める。 また機械のように育て上げられた彼には情というものが存在しない。殺しの指示にも疑問を持たない。引き金を引くことに躊躇いなどない。 それは最早膨大な知識を持つただの兵器と大差ない。 その彼を動かす原動力は全て知識欲に準ずる。 知識欲は彼に残された唯一の"人間らしさ"であり、彼を人間たらしめるものだ。 特に彼の知りたいもの、それはひとえに"自分自身"である。 自分の脳を犯す夢の正体が知りたい。失われた記憶を欲している。 だがしかし現在の組織にいてはその答えにありつくことはできそうにないことを長年所属して理解していた。 彼は自身を知るため、脱走の計画を企てる。 かの男は無であった。 ある意味何より純粋で、知ることに躊躇いがない。 だが、その彼に記憶が戻ってしまった時。 溢れる感情と、自身が手を染めてきた罪の意味を理解した時。 無の存在でなくなる時。 どうなってしまうのかは分からない。 なお知識を求めること以外には基本的に興味がなく、受動的人間である。命令されることが当たり前だと思っているため「自分の"意志"で決めろ」と言われると頭がショートする。自身で考える必要が出てきた場合は頭の中にある膨大なデータに基づき、最も効率の良い手段を選択する。 NOBODY事件の任務については相棒が与えられたので、彼/彼女を勝手に自身に命令してくれる存在、マスター扱いする。 実際相手が命令してくれるかはともかく勝手にマスターと呼ぶ。嫌がられてもたぶん呼ぶだろう。 なお彼が物語を書き綴り続けている理由は、強いて言えばそれくらいしかすることがないからである。 未知のものを好むため、ジャンルは主にSF。 だが当然無感情人間の書く小説など面白いはずはない。が、本人も別に面白いと思って書いているわけではない。 「ご命令はありませんか」 好きなものも嫌いなものも特になかったそんな彼であったが、事件を解決に導き、兄の名を思い出し、そしてこの手にかけたことで様々な感情を得ることとなった。 25にしてようやく人になった彼はまだ生まれたての赤子のようなものだが、以前より遥かに人生を"楽しい"と感じている。 かの男は既に無ではないのだ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ